「君は僕の言う通りにしなきゃダメ」どうしたらこの生活から逃れられるの? <健一の場合 8話>【モラハラ夫図鑑 Vol.260】
■これまでのあらすじ
共働きの松永家では、リモート勤務の夫・健一が夕食を作ることが多い。健一の料理はどれも美味しくて、美咲はとても感謝していた。しかし断乳してから、美咲は食事の量が多く感じるようになる。そこで食事の量を減らしてほしいと健一に申し出ると、「愛情を込めて作っているのに!」と夫はまるで別人のように怒り出した。そんな健一の変貌に困惑した美咲は自分さえ感謝すれば家庭は円満だと思い込み、これまで以上に無理してご飯を食べるように。そんなある日、健一が会社帰りの美咲を迎えにやって来る。驚きと恥ずかしさで喜びを表現しない美咲に、健一は感謝が足りないと大激怒。感謝の手紙を書くよう言われ、書き終わったら読み上げるよう強要され、美咲のなかで夫婦関係にわだかまりが残った。
この一件以来、感謝を伝えなくてもいいように先回りして家事育児をやる美咲。しかし、今度は健一が「先週よりありがとうの回数が少ない」と言い出して…。
「君は僕の言う通りにしなきゃダメ」どうしたらこの生活から逃れられるの? <健一の場合 8話>【モラハラ夫図鑑 Vol.260】
夫は、私が口にした「ありがとう」の回数を数えていたと言うのです。そのメモにはびっしりと日付と回数が書いてあり…感謝が足りていない証拠だと言われました。
私なりに感謝をしているから自分でも家事を頑張っていると伝えると、今度は私のやる家事へのダメ出しが始まったのです。
「僕の言うとおりにしないとダメなんだよ」と笑う夫。
どうしたら夫から逃げられるのか…。
そんなある日、無理して食事をしていた息子が「おなかがいたい」と倒れ込んで…。それでもまだ夫は「ご飯が残っている」と譲らなかったのです。
※この漫画は実話を元に編集しています
原案:ウーマンエキサイト編集部、脚本:久保みのり、イラスト:1日1鶏
▶︎次の話 息子を守らなければ…! もうこれ以上夫の言いなりにはならない<健一の場合 9話>