どちら側が一般的? バイクの給油、左右どっちの給油レーンに入るのが良い?
どちらのレーンでも問題なし!?それでも左側のほうがオススメな理由とは
セルフ給油式のガソリンスタンドに行ったことのある人であれば、ガソリンスタンドには2種類のレーンがあることがわかるでしょう。一方のレーンは給油機が左側にあり、もう一方のレーンは給油機が右側にあります。
バイクの場合は給油口が車体の中央にあり、基本的に左右どちらの給油レーンに並んでも問題なく給油をおこなうことができる
バイクの場合は給油口が車体の中央にあり、基本的に左右どちらの給油レーンに並んでも問題なく給油をおこなうことができる
クルマの場合、給油口が車体のどちら側についているかによって、給油レーンを選ぶ必要があります。
【画像】バイクの給油レーンいついての画像を見る(10枚)
例えば、給油口が左側についているクルマの場合、左側に給油機があるレーンに停めれば給油ノズルと給油口の距離が近くなり、給油が簡単になります。
反対の方向に停めてしまうと、給油ノズルと給油口の距離が遠くなってしまい、ホースの長さによっては届かないケースも。届いたとしても、ホースが車体と当たって汚れがついてしまうこともあれば、無理な角度で給油したことによってガソリンが吹きこぼれてしまうこともあります。
このように、クルマに給油する際にはレーン選びが重要。一方、バイクの場合は給油口が車体の中央にあり、車幅も小さいため、基本的に左右どちらの給油レーンに並んでも問題なく給油をおこなうことができます。
ただし、ガソリンスタンドが空いていて好きなレーンを選ぶ余裕がある場合は、左側に給油機があるレーンを選ぶと給油がしやすいかもしれません。
その理由は、バイクのサイドスタンドが左側についているから。
サイドスタンドを使用してバイクを停車させた際、バイクは左側に傾く
サイドスタンドを使用してバイクを停車させた際、バイクは左側に傾く
サイドスタンドを使用してバイクを停車させた際、バイクは左側に傾きます。それに伴って給油口も左側を向き、給油する際には左側から目視したほうが液面を把握しやすいため、吹きこぼれしにくくなります。
また、バイクの乗り降りは基本的に車体の左側からおこないます。給油機が左側にある場合は、降りてすぐ給油機の操作をおこなえますが、給油機が右側にある場合は、給油機の操作をするために歩いて行く必要があります。
このように、バイクの場合はどちらのレーンからも給油できますが、どちらかと言えば便利なのは左側に給油機があるレーンです。ガソリンスタンドが空いている場合は左側に給油機があるレーンを選ぶとよいかもしれません。
ただし、ガソリンスタンドがいつでも空いているとは限りません。また、クルマの給油口は左右のどちらかについていますが、基本的には車体の左側についていることが多いようです。つまり、左側に給油機があるレーンはクルマにも人気であり、埋まりやすい傾向があります。
ガソリンスタンドが混雑している場合、右側に給油機があるレーンを利用することで、他の利用者もスムーズに給油できるようになる
ガソリンスタンドが混雑している場合、右側に給油機があるレーンを利用することで、他の利用者もスムーズに給油できるようになる
バイクで行ったガソリンスタンドが混雑している場合、右側に給油機があるレーンも積極的に利用することで、他の利用者もスムーズに給油できるようになるでしょう。
また、混雑しているセルフスタンドでは、係員によってレーンに誘導されることも。右側に給油機があるレーンに誘導された場合、そのレーンで給油する必要があります。
なお、センタースタンドがついているバイクの場合、センタースタンドを使用することでバイクが直立した状態になり、右側に給油機があるレーンでも比較的容易に給油できるようになります。毎回左側のレーンで給油することができるとは限らないため、覚えておくと給油の際に役立つかもしれません。
※ ※ ※
セルフスタンドにおいては、「左側に給油機があるレーン」「右側に給油機があるレーン」の2種類のレーンを選ぶことができます。バイクの場合は基本的にどちらのレーンを使用しても給油することはできますが、どちらかと言えば給油しやすいのは左側。
ガソリンスタンドの混み具合にも気を配りつつ、レーンが選べそうな場合は、左側に給油機があるレーンを選ぶとよいかもしれません。