【中日】立浪監督が和田コーチが「思い切りやって」10試合連続2得点以下の打線に要求 不名誉なチーム記録にリーチ
DeNAに連敗し、引き揚げる立浪監督
不名誉なチーム記録にリーチがかかってしまった。中日の得点は1回の1点のみに終わり、これで10試合連続で2得点以下。1956年に記録したワースト11試合まであと1試合に迫ってしまった。
「淡泊に映ったかもしれないですけど、狙い球を絞って打ちにいけたところもあるし、そうでないところもある。その辺を徹底して思い切りを出してやってもらいたい」。立浪監督は淡々と振り返った。
いきなり2点ビハインドからの攻撃となったが、1回に福永、細川、カリステのヒットで1点を返す。「立ち上がりの東投手もめちゃくちゃ良いというわけではなかったので、早い段階で追いつきたかったけど」と指揮官。しかしここからホームが遠い。先頭打者を出せども、後続が続かない。東の直球と変化球のコンビネーションの前にいつもの光景が広がった。
打線に活力を与えてほしい若竜のバットも湿っている。2番龍空が見逃し三振、投ゴロに倒れると、5回1死一塁で龍空の代打に送られた石川昂も見逃し三振に。和田打撃コーチは「とにかく彼らは結果に萎縮せず、自分のことを精いっぱいやってくれればいいし、思い切りやってほしい」とハッパをかける。