「タモリさんも愛した」早稲田の老舗ラーメン店『メルシー』が29日の営業を最後に一時休業「後継者不足により継続が困難」
早大大隈講堂
早大生のソウルフードとして人気を集めていた東京都新宿区の老舗ラーメン店「メルシー」が29日の営業を最後に急きょ一時休業した。関係者によると、常連客には「ご挨拶する間もなく申し訳ございません。人手不足、後継者不足により継続が困難な状況になり、突然ですが本日をもちまして一旦店を締めさせて頂く事になりました」と手紙などで通知したという。
X(旧ツイッター)でも「タモリさんも愛した早稲田メルシー、本日で休止(閉店とは決まってない)らしい」と騒然となり、インターネット情報配信サイトの高田馬場経済新聞もXのアカウントで「本日、当面の間、休業することを発表した『メルシー』。ファンがかけつけて行列となり、17:40頃麺切れとなった模様です」と伝えた。
日本維新の会の音喜多俊衆議院議員も自身のXで「早稲田のメルシーが一時閉店へ。学生時代から1番食べた早稲田界隈のラーメンは間違いなくメルシーでした。後継者が見つからないとのことで、なんとか再開するつもりともおっしゃっていましたが…」と一時休業を惜しんだ。
コンビニチェーンのローソンを販路にメルシーが監修したカップ麺「早稲田メルシー監修 もや大」(エースコック)が5月発売されたばかりだった。