【阪神】岡田彰布監督、貧打線に「戻ってもうたな」 二塁打の前川右京へ「罰金や」 一問一答
9回2死満塁、中飛に倒れベンチに戻る小幡竜平(左)と投手交代を告げた岡田彰布監督(カメラ・渡辺 了文)
◆JERA セ・リーグ 阪神1―1中日=延長12回=(26日・甲子園)
阪神は今季5度目の引き分け。打線は4回2死一塁から、佐藤輝が右翼フェンス直撃の適時三塁打を放ち、先制。中13日でマウンドで向かった先発・大竹は、7回7安打1失点と役割を果たした。8回以降は、石井、ゲラ、桐敷、岩崎が無失点。延長12回は佐藤輝の昇格後初失策で1死満塁を招いたが、カリステを遊ゴロ併殺に抑えた。
打線は9回1死一塁で前川が右中間二塁打。1死満塁をつくったが、無得点に終わった。延長10回2死一、三塁でもサヨナラ機を生かせなかった。
以下は岡田監督の一問一答
―あと一本
「なあ」
―昨日は打つ内容はよくなってきたと
「戻ってしもたなあ。フライアウトばっかりやろ。きょうは」
―佐藤輝の当たりも、もうひと伸び
「そんなんいうてもしゃあない」
―初球から積極的に。集中力がある
「いやあ、集中力というか、そら、集中力は絶対持たなあかんやろ。そんなの。今ごろ集中力出てきましたじゃあかんやんか。それは」
―真っすぐへの反応
「そういうことやろ。ホップフライやん。足のあるもんがな。足を生かせばええのにな」
―1、2番で12打数1安打?
「(得点は)入るわけないやん」
―9回、前川は打った
「罰金やん。(サインは)待てやん」
―ゲラ、岩崎は久しぶりだったが
「よかったゲラも、だからお前、楽なところがないから、もうしゃあないやん。なあ1回楽なところでって、楽な展開になれへんねんからそらお前」
―最後漆原まで粘って
「おーん、なあ」
―ゲッツー捕りにいった
「そらゲッツーやろ。そんなの。前来たらどんだけバッター打ちやすいんよ。逆やったらそらバックホーム体勢と思うけど、なんでそんな消極的な守りにするんよ。ゴロ飛んだらお前、ゲッツー捕ればええやん。ゴロ打たせて」
―大竹は初回を切り抜けた
「おお、まあ久しぶりやったからな。ヒットヒットでリズムつくれんかったよな。でもよう0点に抑えてな。それからけっこうしのいどったけどな、7回まで。まあ、あんなホームランはしゃあないわ。向こうの4番やから」
―以前「遊べ」と助言。走者を背負ってもそれができている
「緩急のピッチャーやからな。まっすぐでどんどん押す投手ちゃうから、そういうことやろ」
(笑いながら)
「俺のコメントあんまりいらんやろ、聞かなあかん人おるやろ」
―前川の待てのサインについて
「佐藤を打たさなあかんのに。ああやってチャンス広がったら絶対敬遠やろ。フォアボールとかが一番ええんや」