【宝塚記念】ZBAT!直前情報
宝塚記念に向けて京都競馬場に到着したソールオリエンス(撮影・斉藤弘樹)
②ジャスティンパレス
昨年の天皇賞・春以来となる白星を狙うディープインパクト産駒は栗東でゆったりと登坂。池水助手は「状態はいいです。体は大きく変わってはいませんが、前走の前から調教でメンコをつけるようになって、落ち着きが出てきました」と精神面の安定を強調する。
宝塚記念の前日調整を行ったプラダリア(撮影・山口大輝)
③ベラジオオペラ
大阪杯でGⅠ初制覇を果たした4歳牡馬は、栗東CWコースを駆け抜けたあと坂路へ。自ら手綱を取った上村調教師は「前走よりも状態はいい。今まで残し気味だったが、カイバも食べている。それが筋肉になり、馬体にも表れています」と上昇気配を伝えた。
④ドウデュース
メンバー最多のGⅠ3勝を挙げる一昨年の日本ダービー馬は、栗東の角馬場で運動した後、プールで体をほぐした。友道調教師は「追い切り日以外は、ほぼ毎日プールに行っている。きょうは整える程度です。落ち着きがあって、いい感じでした」と語った。
⑤ディープボンド
悲願のGⅠ初制覇を狙う7歳のキズナ産駒は、栗東CWコースを力強いフットワークで駆け、好気配を振りまいた。谷口助手は「元気がありますし、状態はいいと思います。雨が降っても問題ないし、相手が苦にしてくれたらいいですね」と道悪競馬を歓迎した。
⑦プラダリア
昨年6着のディープインパクト産駒は栗東で角馬場からDPコースへ。軽快な脚さばきを披露した。平野助手は「フットワークはすごく良かったです。動けていました。昨年も良かったですが、今年もいい状態でレースに向かえそうです」とリベンジを狙っていた。
⑨ソールオリエンス
昨年の皐月賞馬は、午後0時1分に決戦の地に入った。名畑助手は「スムーズな輸送でした。普段から馬運車は気にしませんし、いつも通り。前回より気持ち的にゆとりがありますね。雨馬場に関しては他馬が気にするならこちらに分があると思います」と話した。
⑩ローシャムパーク
大阪杯2着からGⅠ初制覇を目指すハービンジャー産駒も午後0時1分に淀に到着。大口助手は「輸送は問題なくスムーズに来られました。前回同様にうまく仕上がりました。前進気勢は旺盛になっていますが、前に壁を作れれば折り合えると思う」と期待した。