ウィリアム皇太子、42歳誕生日にジョージ王子とシャーロット王女を連れてスウィフトの公演鑑賞

英王室のウィリアム皇太子が、42歳の誕生日を迎えた21日にジョージ王子（10）とシャーロット王女（9）を連れて英ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われた米人気歌手テイラー・スウィフト（34）の公演を鑑賞していたことが分かった。

昨年から世界ツアー「ジ・エラズ・ツアー」を行っているスウィフトは、現在欧州ツアーの真っ最中で、ロンドン公演の初日を迎えたこの日は、会場に皇太子一家以外にも多くのセレブの姿があった。

皇太子は、スウィフトのヒット曲「シェイク・イット・オフ」に合わせて踊る姿がファンによって目撃されており、ネットで動画も拡散されている。動画では、皇太子の横で王女もリズムに合わせて体を揺らしているのが見られる。末っ子で6歳のルイ王子は、がん治療中の母キャサリン皇太子妃と留守番だったようで、会場に姿がなかった。

3人はバックステージでスウィフトとの面会も果たしたようで、皇太子夫妻の公式インスタグラムではステージ衣装のスウィフトと自撮りする様子をとらえた笑顔の集合ショットを公開している。

この公演には、スウィフトの恋人でNFLカンザスシティ・チーフスのTEトラビス・ケルシーも訪れていたようで、スウィフトも自身のインスタグラムに5人一緒の記念写真を投稿。イギリス国旗と星条旗の絵文字を添えて「お誕生日おめでとう、M8！（友よという意味）ロンドン公演はすばらしいスタートを切ったわ」とつづって皇太子の誕生日を祝った。

スウィフトは2013年にケンジントン宮殿で開催されたチャリティーイベントに、ジョン・ボン・ジョヴィとともに出演したことがあり、その際にはスウィフトが皇太子（当時は王子）の手を握ってステージに一緒に上がるよう促し、3人そろってパフォーマンスしたこともある。

ちなみに、皇太子の弟ヘンリ王子の妻メーガン妃も昨年8月に米ロサンゼルスで行われたスウィフトの公演を友人と一緒に鑑賞しており、ノリノリで踊ったり、歌ったりする姿が観客によって目撃されていた。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）

ウィリアム皇太子（2015年9月撮影・PIKO）