県議会などで決議が相次ぐ中 自民党小松支部も米原ルート再考を求める決議

北陸新幹線の小浜・京都ルートから米原ルートへの再考を求める決議が県議会や各市議会で相次ぐ中、自民党小松市支部も29日、決議案を採択しました。

自民党小松市支部の定期大会では北陸新幹線の敦賀以西について、着工の見通しすら立っておらず、早期に新幹線で日本海側と太平洋側を接続するためには、あらゆる面からみて米原ルートが適切とする決議案が採択されました。

自民党小松支部 高野哲郎 支部長

「私たち党員特に自民党が中心となって地方の声を伝えるべきという思いで、支部大会で決議を提案した」

米原ルートへの再考を求める決議案は、県議会や小松市、加賀市などの市議会で相次いで可決されてきましたが、自民党の支部組織では初めてとなります。

小浜・京都ルートを決定した与党・自民党の国会議員らが役員に名を連ねる支部組織での決議は、今後の議論にも波紋を広げそうです。