【ソフトバンク】カード3戦目に弱い?ここ9試合2勝6敗1分け 初回3失点ズシリ 柳町達適時打1点のみ
8回1死一、二塁、山川穂高は空振り三振に倒れる(カメラ・義村 治子)
◆パ・リーグ オリックス3―1ソフトバンク(27日・京セラドーム大阪)
ソフトバンクが今季6度目の完封負けで、リーグ戦再開から続いていた連勝は4でストップした(1分けを挟む)。試合のなかった2位・ロッテとのゲーム差は10・5となった。同一カード3連戦が続く5月24~26日のロッテ戦(ZOZO)以降、カード3戦目は
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2勝6敗1分け。3カード連続で白星がなく、黒星が先行している。
先発・東浜は初回にプロ野球371人目の通算1000投球回を達成したが、その初回に森の3号2ランなどで3点を失った。ただし、失点はその3のみで、2回以降は要所を締めるベテランらしい投球を披露。6回10安打のクオリティー・スタート(6投球回以上、自責3以下)を記録したが、打線の援護に恵まれなかった。
打線は26日まで7試合連続安打中だった周東を外し、佐藤直を6日の中日戦(バンテリン)以来となる「1番・中堅」で起用したが、佐藤直は初回から3打席連続空振り三振と精彩を欠いた。
しかし8回。先頭の緒方に代打・中村晃を送ると右前打で出塁。続く佐藤直の場面で代打・柳町が右中間フェンス直撃の適時二塁打で1点を返した。開幕から22試合連続無失点を続けていたオリックスのルーキー・古田島にプロ初失点をつけた。
今宮の代打・周東は一飛に倒れたが、栗原死球でなおも1死一、二塁。しかし山川が空振り三振に倒れて2死。近藤四球で満塁となった。正木は初球真ん中の直球を完璧なタイミングで振り抜き、ドームに悲鳴と歓声が交錯したが、捉えたのはバットの先だったのか、打球に勢いなく平凡な左飛に終わった。