伊藤沙莉、滝藤賢一との水行シーンは「やっててメチャクチャ楽しかった」
伊藤沙莉
NHKの連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・0)でヒロイン佐田寅子役を演じる女優、伊藤沙莉(30)が29日放送の「土スタ」(土曜後1・50)にVTR出演。多岐川幸四郎役の俳優、滝藤賢一(47)との水行シーンについて振り返った。「家での滝行(水行)はちょっと驚いた。やっててメチャクチャ楽しかった。もちろん寅子からしたら『何やらされてんだ!』っていうのがあって」と明かしていた。
★第56回あらすじ
昭和24(1949)年1月3日、自宅で家族と正月休みを満喫していた寅子(伊藤沙莉)のもとに、多岐川(滝藤賢一)から「急用あり」との電報が届いた。寅子がしぶしぶ多岐川の家を訪ねていくと、寒空の下、庭でふんどし一丁になった多岐川が大きなおけにたっぷりと水をためて待ち構えていた。
寅子の同僚で多岐川宅に居候している汐見(平埜生成)によると、多岐川は縁起担ぎでよく滝行をするが、自宅の近辺には好みの滝がないため、汐見に手おけで水をかけさせて水行するのが最近の日課だという。この日は翌日に控えた家庭裁判所の開所式で披露する家裁の5大基本性格を、冷水を浴びながら1つずつ唱え、達筆の汐見に半紙に書きとらせるため、水をかける係として寅子を呼びつけたようだった。
寅子は「そんな大事なことをなぜこのような状況で?」と困惑したが、多岐川の勢いに押されてつき合うことに。多岐川は独立的性格、民主的性格など5つの性格を、水をかけられながら唱え、すべて言い終わると荒い息遣いで立ち上がって「あ~寒い!」と叫んだ。