Snow Manの英知・阿部亮平に宿る“天使と小悪魔” 加速するギャップ沼でファン魅了
阿部亮平のギャップ沼が深すぎる
Snow Manの阿部亮平が6月18日放送の「今夜はナゾトレ」(フジテレビ系)に出演。上半期優勝がかかった大一番で、知性はもちろん、“天使”と“小悪魔”な面を見せファンを魅了した。(以下クイズ結果に関するネタバレを含みます)
上半期優勝をかけて阿部亮平 VS 宇治原史規の一騎打ち
同番組はくりぃむしちゅー・上田晋也がMCを務め、有田哲平、Snow Man・阿部亮平、ロザン・宇治原史規、タカアンドトシ、柳原可奈子がレギュラー出演するクイズバラエティー番組。チームキャプテンが、本番直前にくじを引いてゲストとのペアリングを決定。2人1組となってクイズや謎解きに挑み、解答中も随時順位が変動していく。阿部は高橋真麻、宇治原は木村昴、有田は叶美香、タカは柳原、トシはギャル曽根とペアを組んだ。
今回の放送では上半期の優勝者が決定。ここまで5勝の阿部と宇治原の一騎打ちとなった。
“治安悪め”の阿部亮平に出演者たち爆笑
第1問は難読漢字の読み。グレーのスーツに白いシャツ、水玉模様のネクタイ…とキャスターのようなさわやかな衣装で登場した阿部は、「灰汁」を「あく」と読み正解。答える時はキリリとかっこよく、正解すれば拍手＆礼儀正しく一礼、ガッツポーズ、かわいらしい笑顔…と100点満点アイドルの連続技。
タカアンドトシが「いけよ、オラァ！」「いってやるよ、オラァ！」とあおりあいながら答えるのを見た有田が阿部に「いけ、オラァ！」と焚きつけると、阿部も「黙ってろ、オラァ！」と“治安悪め”で応答。出演者たちが、まさかの言動に爆笑する中、阿部は「ブランコォー！」と力いっぱい叫び見事全問正解した。
「小中学校で習う漢字問題」では、他解答者が間違えて脱落していく中、阿部だけが正解して生き残り、宇治原は「間違えろ！もしくは倒れろ！」と念じ阿部は大笑い。
宇治原をイジリに行くも…阿部、返り討ち
逆に「6月が美しい世界遺産」問題では、京都大学卒業で京都に住んでいたにもかかわらず、京都に関する問題に答えられない宇治原を、阿部は「京都問題だったら、150(ポイントの難問)は30(ポイントのイージー問題)って言ってたじゃないですか？」とうれしそうにイジリにいくが、すぐに「えらいあおってきて。あとで覚えとけよ！」と返り討ちに。
さらに、阿部が、宇治原の答えられなかった「仁和寺」を正解すると、上田は「宇治原、わかんなかったもんな」と火に油を。宇治原が「思い出したんですよ！終わってから思い出した！」と焦ると、阿部は「後からではなんとでも言えますよね」と毒舌に。宇治原が「それはいいねん！今、俺、上田さんとしゃべってるから!!」と返すと、阿部は椅子からぴょんぴょんと小さくジャンプしながら全身で笑っていた。
松丸亮吾が出題する「山手線駅前クイズ」でもひらめきを発揮した阿部は、この日見事優勝。2023年の上期＆下期も優勝しており、3シーズン連覇の快挙となった。チャンピオンベルトをつけた阿部はピンッ！と両手を高く上げて「やったー！ありがとうございまーす！」と大喜び。天使の笑顔を見せた。
目黒蓮も太鼓判「阿部ちゃんは優しい」、同期・深澤辰哉からは「マジ天使」
阿部は上智大学大学院を修了、難関・気象予報士のほか、漢字検定、世界遺産検定など数々の資格を持つ、知的で穏やかでまじめなSnow Manの頭脳。優しいメンバー揃いのSnow Manの中でも「優しい」と言われ、阿部の“天使”エピソードには事欠かない。
同期・深澤辰哉は、メールを送る時のきめ細やかな気遣いに触れ、「メンバーの中でマジ天使なのは阿部ちゃん！」とラジオ番組で公言。向井康二も、かつてダンスの振り入れの際に阿部が「康二、大丈夫？一緒にやろうか」と気にかけてくれたことを明かし、目黒はことあるごとに「阿部ちゃんは優しい」と口にする。
受験時期には受験生たちを気に掛ける優しさが…
佐久間大介が1人ゲーム配信をする時には差し入れを持って駆け付け、事務所のゲーム好きが集まるチャンネル「放課後 GAMING LIFE」に緊急参戦した際には、ゲームに関することをメモにまとめて持参し、向井から「お前…いいやつだな！」と心の底から感嘆された。そんな時でも阿部は、「何か言わなきゃいけないかなと思って…」とニコニコするのみ。自身の手柄をひけらかさず、褒められれば、手をブンブンと振って謙遜している。
冠番組「それSnow Manにやらせて下さい」で共演したROLANDも「阿部君が応援される理由がわかった。物腰柔らかいし謙虚」と、その人柄を絶賛。多忙を極める中、努力して芸能活動と学問を両立させてきたせいか、今も受験時期になると必ず受験生に応援メッセージを送るなど、人の苦労や痛みを思いやれる人でもある。
メンバーの前では“ブラック阿部ちゃん”が降臨することも
その一方で、普段の楚々としたたたずまいとは一転、平気でザリガニや魚を手づかみする“ザ・少年”な一面を見せたり、YouTube企画で広い体育館に集まった際に突如走り回りバク転を披露。頭が良すぎるせいなのか、思いがけない言動で周囲を驚かせたりすることも。
また、阿部が学校の先生に扮して授業を行うYouTube企画「阿部ちゃん先生」では、自身の英語辞書にはTから始まる言葉は“Thank You”しかないという渡辺に「絶望的な辞書だな」とバッサリいってみたり、クラゲに大騒ぎする深澤に「子どもか？最年長。おい31歳、このやろう」とかわいらしく悪態をついてみたり。
気を許しているがゆえの“ブラック阿部ちゃん”が降臨することもあるが、言った本人も言われた方も大笑い…結果、周りを幸せにしており、何かが降臨しても阿部の場合は“悪魔”ではなく、ギャップで人を翻弄する“小悪魔”のようだ。
完成された優等生でありながらそこからはみ出していくギャップ沼
阿部の天使と小悪魔ぶりはクイズ番組でも十二分に発揮。穏やかにほほ笑み、真剣にクイズに向き合う一方、最近は嬉々としてボケも披露…するだけでなく毒舌を武器に自ら有田、宇治原らをイジリに行き、そしてイジリ返され、悔しさと楽しさでパタパタしている姿がしばしば見られる。完成された優等生でありながら、そこからどんどんはみ出していくギャップ沼は広がり続けている。
7月からはドラマ「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」(毎週土曜夜9:00～、日本テレビ系7月13日[土]スタート)に出演。将来を嘱望されている優秀な刑事役は阿部にぴったり。黒髪短髪、落ち着いたスーツ姿でガッツポーズをした写真はとても凛々しいが、どこかほんわりしたかわいらしさも漂う。
かと思えば7月31日(水)リリースのシングル「BREAKOUT／君は僕のもの」新ビジュアルでは赤のエクステをつけ、ストリートのラフな雰囲気もありつつ、あでやかに香りたつ――阿部のギャップ沼はさらに加速度を増しているようだ。