日経平均は続伸、米ハイテク株高好感し半導体関連買い－バリュー軟調
An electronic ticker at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Thursday, Oct. 29, 2020. Japanese stocks pared losses after the Bank of Japan’s policy decision and as U.S. futures bounced back following a global equity rout.
（ブルームバーグ）： 26日の東京株式相場は、日経平均株価が続伸している。米国市場で人工知能（ＡＩ）向け半導体を手掛けるエヌビディアなどハイテク株が買われた流れを受け、アドバンテストやディスコといった半導体関連銘柄が高い。半面、自動車や商社といったバリュー（割安）株は軟調だ。
| 東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は前日比でほぼ変わらずの2787.82－午前９時８分時点日経平均株価は0.3％高の３万9306円58銭 |
市場関係者の見方
東洋証券の大塚竜太ストラテジスト
米国でエヌビディアが値を戻し、日経平均株価が上昇しやすい環境だ６月末でポジション調整が必要な投資家が日本株を買ってきている印象で、きょうもそうした買いが相場を押し上げそうだきのうのバリュー株高は期末の買いが時価総額の上位から順に入ったことが背景にあるただ、日経平均で３万9500円に近づくにつれて利益確定の売りが上値を抑える展開となるだろう
インサイト
東証33業種中20業種が下落、医薬品が上昇率トップ、海運が下落率トップＭＳＣＩアジア太平洋指数は0.1％安ＴＯＰＩＸは年初来18％上昇、ＭＳＣＩアジア太平洋指数は6.4％上昇ＴＯＰＩＸの12カ月先予想株価収益率（ＰＥＲ）は15.3倍
背景
エヌビディア物語、まだ何年も続く－「世紀の空売り」のアイズマン氏ドル・円相場は１ドル＝159円台後半で推移、前日の日本株終値時点は159円46銭前日の海外市況はこちらをご覧ください
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