V・ファーレン長崎 1391 日ぶりJ2首位 いわきFCに勝利
先制点を挙げ、両手を広げて喜ぶ長崎の笠柳翼(右から2人目)=2024年6月26日午後8時7分、トランスコスモススタジアム長崎、寿柳聡撮影
V・ファーレン長崎は26日の明治安田J2リーグ19節、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎でいわきFCと対戦。3―1で勝ち1位に浮上した。首位になるのは2020年9月以来1391日ぶりだ。29日にはアウェーの徳島県鳴門市で徳島ヴォルティスと対戦する予定だ。目標に掲げるJ2優勝、J1昇格に向けて気が抜けない試合が続く。
得点が入るたびにスタンドの長崎サポーターも大歓声をあげた=2024年6月26日午後8時15分、トランスコスモススタジアム長崎、寿柳聡撮影
前半を0―0で終えた長崎は後半4分、FWマルコスのクロスボールをFW笠柳翼が蹴り込んで先制。同12分にはDF田中隼人のロングパスでMF加藤大が抜け出し、追加点を挙げた。同21分に1点返されたが、同39分にFWフアンマのヘディングシュートで3点目を奪い、いわきを突き放した。
長崎のリーグ戦連続無敗記録は19試合に。下平隆宏監督は試合前、外国人選手へのマークが強まるなか日本人選手の活躍が必要だとして、笠柳と加藤の名を挙げて鼓舞したという。試合後、「その2人が点をとってくれて、うれしかった」と話した。(寿柳聡)