ハイキング中、脱水症状で意識不明に。カップルを救助
米カリフォルニア州南東部にあるジョシュア・ツリー国立公園でハイキングをしていたカップルのうち、女性が脱水症状に陥り意識不明となった。
男性から通報を受けたリバーサイド群保安局が、ヘリコプターで2人を救出した。
英インデペンデント 紙によると6月16日の午後5時ごろ、ペインテッド・キャニオンのハイキングコースから「彼女が脱水症状で弱っている」と911に通報があった。
救助隊が出動し、乾いた小川の近くでうずくまるカップルを発見。救助の様子を記録した映像 を見ると、日光の熱から女性を守ろうと、男性が女性に覆い被さっている。2人は病院に搬送された。
FOX 11 Los Angeles / Via youtube.com
救助にあたったロメロ保安官代理は米テレビ局ABC7 に、「この時期はあまりの暑さで、おそらく週に2〜3回は通報があります」と語った。当日、南カリフォルニアの乾燥地域の最高気温は約40度に達した。
ロメロ保安官代理によると「1時間のハイキングにつき、約1リットルの水が必要」だという。