【バスケ】八村塁と渡辺雄太がパリ五輪日本代表候補に ホーバス監督体制での八村合流は初
日本バスケットボール協会は26日、出場が決まっているパリ五輪の男子日本代表最終候補16人を発表した。八村塁(26=レイカーズ)と渡辺雄太(29=グリズリーズ)のメンバー入り。今月の札幌遠征メンバーから山ノ内勇登と張本天傑の2人が外れた。今回の16人から、パリ五輪メンバーは12人に絞られる。
八村は19年中国ワールドカップ(W杯)、21年東京オリンピック(五輪)に日本代表として出場。昨夏の沖縄W杯は自身初のフリーエージェントとなることから、「今後の自分のNBAキャリアを優先」することを理由に、出場を辞退した。今年4月末にシーズンが終了した直後には、パリ五輪出場について熟慮したいとの考えを示していた。
21年東京五輪後にホーバス体制となったあと、八村が日本代表に合流するのは初めてとなる。
渡辺は昨夏のW杯で大黒柱として日本をけん引。来季からBリーグでプレーする意向を明らかにしているが、形式上は6月末までNBAグリズリーズ所属となる。NBA労使協定の影響で、五輪前の代表活動は最大28日。そのためまだ代表活動に加われず、22、23日のオーストラリア戦はテレビ中継にゲスト出演していた。
オーストラリアとの強化試合を1分け1敗で終えた日本は、7月5、7日に韓国戦(有明アリーナ)を実施。この2試合が、パリ五輪前では最後の強化試合となる。
ホーバスジャパンとなって初めて大駒2枚がそろった。パリ五輪が近づく中で、いよいよ最終融合に入る。
最終候補メンバーは以下の16人。
PG富樫勇樹(千葉ジェッツ)
PG河村勇輝 (横浜ビー・コルセアーズ)
PGテーブス海 (アルバルク東京)
PG佐々木隆成(三遠ネオフェニックス)
SFジェイコブス晶(ハワイ大学)
SF渡辺雄太(メンフィス・グリズリーズ)
SF金近廉 (千葉ジェッツ)
SF馬場雄大 (長崎ヴェルカ)
SF吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)
PF八村塁 (ロサンゼルス・レイカーズ)
PF井上宗一郎 (越谷アルファーズ)
SG富永 啓生(-)
SG比江島慎 (宇都宮ブレックス)
C・PFジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)
C渡辺飛勇 (琉球ゴールデンキングス)
C川真田紘也 (滋賀レイクス)
八村塁(左)と渡辺雄太