維新、初めての首相問責決議案提出へ 旧文通費に反発「裏切りだ」
日本維新の会の参院議員総会に出席する浅田均参院議員会長(中央)と藤田文武幹事長(右)=2024年6月18日午前9時1分、国会、小林圭撮影
日本維新の会は18日、岸田文雄首相に対する問責決議案を参院に提出する方向で調整に入った。首相との党首会談で合意した調査研究広報滞在費(旧文通費)の使途公開に向けた法改正が、今国会では困難になったことが理由。18日午後の党役員会で正式に決める。
記者会見する日本維新の会の浅田均参院議員会長(中央)、藤田文武幹事長(右)、音喜多駿政調会長(左)=2024年6月18日午前9時44分、国会、小林圭撮影
参院事務局によると、維新が首相に対する問責決議案を提出するのは初めてという。
維新はすでに、自民党が提出した政治資金規正法改正案の参院での採決に反対する方向で調整している。18日午前に国会内で開いた参院議員総会では、こうした方針を確認。改正案への修正動議も検討するという。