「映画クオリティ」「息が止まる美しさ」前評判が「最高」な2024夏の美麗新作アニメ

TVアニメ『負けヒロインが多すぎる！』メインビジュアル　(C)雨森たきび／小学館／マケイン応援委員会

今夏はどの作品を観る予定ですか？

　2024年の春アニメも中盤に差しかかり、まもなく最終回を迎えます。今期は『鬼滅の刃 柱稽古編』や『ガールズバンドクライ』、『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』など粒ぞろいでした。では、夏クールに放送される作品のなかで放送前から評判が良いのは、どの作品なのでしょうか。

【画像】誰が好み？　これがちょっぴり残念な「負けヒロイン」たちです（6枚）

　まず、前評判の高い作品として『負けヒロインが多すぎる！』があげられるでしょう。この作品はタイトルの通り、さまざまな「負けヒロイン」が登場します。

　斬新な切り口で描かれるこの作品の魅力は、なんといっても負けヒロインのかわいらしさでしょう。想い人の「恋人の座」を勝ち取れなかった負けヒロインたちの健気でちょっぴり残念な様子にとりこになってしまいそうです。

　また、すでに公開されている第1弾PVにネット上では「劇場アニメかと思うほど綺麗……」「興奮が止まらないッ！」「神作画！」と、作画への期待も高めでした。

　TVアニメ『負けヒロインが多すぎる！』は、7月13日（土）深夜24時30分よりTOKYO MXにて放送開始です。また「ABEMA」「U-NEXT」「アニメ放題」といった配信サービスで見逃し配信も予定されています。

『杖と剣のウィストリア』のアニメ化にも、期待の声が集まっていました。主人公は、一人前の魔導士をめざして魔法学院に入学した少年「ウィル・セルフォルト（CV：天崎滉平）」です。しかし、ウィルは魔法がまったく使えないという、魔導師として致命的な弱点がありました。周りから冷たい視線を浴びながらも杖の代わりに剣を執り、「大切な人」との約束を守るために魔法至上主義の世界で戦い抜いていきます。

　この作品の原作者は、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を手掛ける大森藤ノさんです。さらに、監督にはアニメ『チェンソーマン』のアクションディレクターを担当した吉原達矢さん、音楽はアニメ『ハイキュー！！』や『僕のヒーローアカデミア』などを手がけた林ゆうきさんが担当するなど、豪華なスタッフ陣が名を連ねていました。

　公開中のメインPVの、繊細でぬるぬるとした描写に「制作ガチャ大当たり」「PVの時点で想像超えてる」と、ネット上では放送への期待が高まっているようです。

　TVアニメ『杖と剣のウィストリア』は7月7日（日）午後16時30分よりTBS系全国28局ネットにて放送されます。

　アメコミ原作の『異世界スーサイド・スクワッド』にも、大いに注目が集まっていました。

　犯罪都市「ゴッサム・シティ」の極悪悪党（ヴィラン）たちは、オークが闊歩しドラゴンが空を翔ける「異世界＝ISEKAI」に送り込まれ、そして物語は動き始めます。異世界でも大暴れする「ハーレイ・クイン（CV：永瀬アンナ）」や、「ジョーカー（CV：梅原裕一郎）」たちのド派手なアクションや命がけで戦う緊迫感に、観始めたら止まらなくなりそうです。

　PVを観る限り、『家庭教師ヒットマンREBORN!』の天野明先生による、やわらかくてツヤのあるキャラクターデザインが存分に活かされています。また制作は『SPY×FAMILY』『王様ランキング』などを世に出したWIT STUDIOです。

　作画、キャスト、音楽……SNSなどではどこをとっても「すばらしい」との声が多く聞かれ、初回放送に期待が高まります。

　TVアニメ『異世界スーサイド・スクワッド』の放送は2024年7月5日（金）深夜24時30分よりTOKYO MXほかにて放送予定です。また「Amazon Prime Video」「DMM TV」「FOD」などの配信サービスでも放送終了後に順次配信されます。

※天崎滉平さんの「崎」は「たつさき」が正しい表記

※吉原達矢さんの「吉」は「つちよし」が正しい表記

（マグミクス編集部）