キッチンの排水口から耐えがたいニオイが…臭くなってしまう4つの原因と消臭する方法とは

26/06/2024

キッチンの排水口がすごく臭い！どうして？

排水口から、耐えられないくらいの悪臭が上がってきていると、室内にもそれが充満してしまう恐れがあります。部屋の換気をしても、ニオイの元を断たない限り、いつまでたっても室内に悪臭が満ちてしまいます。

キッチンの排水口から漂ってくるニオイの原因は、いったいなんなのでしょうか？

キッチンの排水口が耐えられないくらい臭くなる原因は、以下の通りです。

排水口のごみ受けに、直接生ゴミを入れるのは絶対NG！ゴミは、細菌や虫が発生する可能性が非常に高いため、ニオイ発生の原因になる可能性が高いです。排水口の中の嫌なぬめりを発生させる原因にもつながります。

・生ゴミをエサにして、細菌や虫が発生してニオイが出て、不潔な状態になりやすい

・湿気と気温が高い場合、生ゴミにカビが発生しやすく、シンクや排水口内で繁殖して悪臭が漂うなど

生ゴミは専用コーナーを設けて、1日の終わりにゴミを処理する習慣を持つのがおすすめです。排水口に設けられたごみ受けに溜まっているものも、一緒に捨ててしまいましょう。

排水口のごみ受けの下には、封水と呼ばれる水がたまっています。封水には、排水管から上がってくるニオイを防ぐ効果があるので、封水が不足してしまうとニオイが出やすくなるため注意すべきです。

封水が原因で臭いが発生するリスクよりも、封水が不足して排水管のニオイが上がってくる方が悪臭が漂いやすいため、ニオイが気になるときは封水の状態を確認してみましょう。

排水口には、ワンと呼ばれるおわん型のパーツがあります。ワントラップと呼ばれる排水トラップの一部で、ワンになんらかの異常があるときも異臭が発生しやすいです。

・ワンが破損している…欠損・ひび割れなど

・ワンが不潔な状態になっている…ぬめりが付着している・カビが発生しているなど

・ワンの取り付けに問題がある…ワン自体を取り付けていない・ワンが上手くはまっていないなど

ワンは、排水管から上がってくるニオイにふたをするような役目を持っているので、破損や取り付けの不具合が発生しているとニオイが部屋に漏れやすくなります。

排水ホースに不具合がある場合も、ニオイが充満しやすいです。

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・排水ホースが経年劣化によって破損している…塩化ビニール管の場合、平均寿命は約20～30年

排水ホースの素材によって、平均寿命は異なることがあります。また、排水ホースは調理器具(包丁やボウルなど)が触れただけでも破損することがあるので、平均寿命を待たずして穴が開くなどの不具合が起きることも多いです。

耐えられない排水口のニオイの除去方法は、以下のものがあります。

・台所用ハイターなどの、強力な専用薬剤で洗浄する

・生ゴミをため込まず、こまめに掃除をする

・ぬめりを放置しない

・カビを発生させない…発生している場合は除去する

・ワンや排水ホースなど、排水口周辺の備品に異常がないかを確認する

排水口からニオイの原因を突き止めることで、排水口から漂うひどい臭いを断ち切りやすくなります。まずは、前述しているニオイ発生の原因がないかを確認してみてください。

排水口から発生する耐え難いニオイには、発生の原因があります。どのような原因で臭いが出ているのかを確認し、ニオイの原因にコミットした対処方法を実践しましょう。