【阪神・岡田監督語録】前川のグランドスラムを称賛「やっぱ大きいよな。昨日と逆になるからな」
<ソ・神>8勝目の阪神・才木(右)も、岡田監督も笑顔
◇交流戦 阪神4ー1ソフトバンク(2024年6月16日 みずほペイペイD)
阪神が前川の2号満塁弾で同一カード3連敗を阻止した。投げては先発・才木が7回1失点の好投で、早くも昨季に並ぶ8勝をマークした。以下、岡田監督と一問一答。
――前川が初回に満塁弾。
「なあ、やっぱ大きいよなあ。満塁いうたらな。昨日と逆になるからなあ。攻めようがなくなってくるからなあ。結局は。ソロやったら、まだあれやけど」
――石川が2回以降立ち直っただけに大きかった。
「そうやなあ。あんまり先発してないやろ、あれ。なあ」
――前川は最近は強い打球が多い。
「いやいやまあ、ずっと1本とか、ヒットも出とったしな。まあそんなに状態良くないと思うけどな。やっぱりクリーンアップ据えたらな、ああいうときに1本な。そら4打席で1本出るのがあん時かランナーいてない時かで大違いやからな」
――ソフトバンクの笹川、広瀬のように若い選手が打てば勢いつく。
「いや、向こうは8番、9番やないか。こっちはクリーンアップでな、ポイントゲッターになるからな」
――本人にとってもいい1本に。
「そうやなあ、やっとな、左の時でも先発したりな。そういう形で徐々にポジション取れるようにな。今がレギュラーポジション取る、そういう過程じゃないか。左ピッチャーとか対応したり、ある程度出きてきたら自信もつくやろうし、守備にしてもな」
――チームの歴史でも高卒3年目でレギュラー狙える選手は少ない。
「まあな、おーん。そらお前、一人でも誰か出てこんとあかんわ。おんなじようなメンバーではやっぱりな、なかなか勝てへんから」
――才木は。
「もうなあ、いやいや、ちょっと今までがな、0―0で後半までいくような展開ばっかりやから、そんな4点入ったから気が抜けるいうかな、それだけ言うたんや、ピッチングコーチに。それだけ注意せえよ言うて。安心してしまうな、あるかも分からんし、今までがもうそんな、緊迫したイニングばっかり投げとるから。ピッチングコーチにそれだけ注意せえよ言うて。安心してしまうな、そういうのもあるかも分からんしな。そんなんもう緊迫したイニングばっかり投げとるから」
――その中でも四球も出さずに。
「そうや、コントロールようなったからなあ、やっぱり」
――たっぷり休めたのもあるが、桐敷や岩崎も好投。
「おおそうやなあ。久しぶりやろ、1週間ぶりか、なあ。まあ、またちょっと休めるやん」
――木浪が心配。
「おーん。いや心配っていうか、骨折してるんやもん、しゃあない、それはもう。心配もクソも、それはもう抹消や」
――小幡にはこのチャンスに頑張ってもらわないと。
「まあチャンスや、小幡はなあ」
――(大学選手権で)小久保さんが、監督対決に負けたけど、母校は勝ったと。
「ふふっ。もったいないのう、最後も」