日本株上昇、バリュー株見直しが国内に波及－金融や自動車広く買い

A pedestrian looks at an electronic stock board outside a securities firm in Tokyo, Japan, on Thursday, Oct. 29, 2020. Japan’s Topix is headed for its weakest close in more than two months on worries over how the continued spread of the virus in Europe will affect the global economy.

（ブルームバーグ）： 25日の東京株式相場は上昇。米国株市場でバリュー（割安）株が見直された流れが国内にも波及している。銀行や保険など金融株、自動車や鉄鋼株など幅広いセクターに買いが優勢だ。海外原油市況の上昇を材料に鉱業や石油・石炭製品株も高い。

野村アセットマネジメントの石黒英之チーフ・ストラテジスト

４－６月期にパフォーマンスがさえなかった資産を見直す流れから、きょうの日本株はＴＯＰＩＸ中心に続伸となりそう６月末の四半期末を控え、直近パフォーマンスの良い銘柄や資産を売り、悪かった銘柄や資産を買うリバランスの動きがグローバルに出ているエヌビディアや半導体は中期的な成長性は変わらないものの、短期的には株価急騰による過熱感を冷ます局面

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東証33業種中、30業種が上昇、証券・商品先物取引は上昇率トップ、下落率トップはパルプ・紙ＭＳＣＩアジア太平洋指数は0.4％高

背景

エヌビディア株が調整局面入り、過去３営業日で時価総額68兆円消失ニューヨーク原油先物は1.1％高の１バレル＝81.63ドルと反発ドル・円相場は１ドル＝159円台後半で推移、前日の日本株終値時点は159円72銭前日の海外市況はこちらをご覧ください

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