【広島】20日ぶりの連敗 一塁手・坂倉将吾が無人の一塁にトス
7回、中野(右)のゴロ処理で無人の一塁にボールをトスした坂倉(左、カメラ・谷口 健二)
◆JERAセ・リーグ 広島1―2阪神(23日・マツダ)
広島が2日続けて接戦を落とし、3日以来の連敗を喫した。カード負け越しも3~5日のDeNA戦以来、5カードぶりだ。
0―1の7回に痛いミスから追加点を与えた。1死一塁、中野のゴロを投手・塹江と一塁手・坂倉が一瞬譲り合いそうになってから、坂倉が捕球。慌てたためか、振り向いてすぐに一塁にトスしたが、二塁手・菊池も打球方向の背後に位置しており、ベースは無人だった。坂倉が投げたボールは一塁ファウルゾーンを転々とし、二、三塁にピンチを広げた(記録は内野安打と失策)。捕手が本職の坂倉にとって一塁の守備に就くのは今季5試合目。不慣れなポジションでのエラーで、その直後、森下の犠飛で0―2とされた。
22日は1―2で惜敗して4連勝がストップ。この日もハッチの粘りの投球などで接戦に持ち込んだが、同じスコアで敗れ、首位・阪神に2・5ゲーム差に広げられた。