【日本ダービー ズバッと!言いたい放題】ジャスティンミラノ2冠異議なし! 史上初の父子3代ダービー制覇へ
皐月賞を優勝したジャスティンミラノ(撮影・岩川晋也)
しの いよいよ競馬の祭典がやってきました。
大王 好きな馬を問われたら真っ先にあげるのが13年のダービー馬キズナ。祖父ディープインパクトからつながる、史上初の父子3代日本ダービー制覇をジャスティンミラノが成し遂げる。皐月賞馬ながら、デビュー2戦の走りから東京向きなのは明らか。折り合いがつくので距離延長にも対応可能だ。
水谷 友道調教師は「皐月賞は思った以上のレースをしてくれた。オンオフの切り替えがはっきりしているし、自分で競馬を作れる」と2冠制覇へ自信あり。
大王 3連勝シックスペンスはダービー一本に絞って調整。こちらも折り合いのつくタイプだし、父キズナ譲りの切れ味から直線の長いコースは合いそう。
東京サンスポ・板津 追い切りで初コンタクトを取った川田騎手を「さすがだね。馬をきちっと走らせて手の内に入れている」と、国枝調教師は称賛していましたよ。
大王 シンエンペラーは中山での近3戦で勝ち切れていないが、広く直線の長いコースでこそ持ち味を発揮するタイプとみている。矢作調教師も「馬はすごく良くなっているよ。新馬戦のパフォーマンスを見ると、東京が合っている」と心強かった。
水谷 「皐月賞とは状態が違う。絶好調で出せる。まったく引っ掛からないので東京の2400メートルには何の不安もない」とも言っとったで。
しの シュガークンは走るごとの成長が顕著。いまだダービーでの勝利がない青葉賞馬ですが、先週のオークスでも長い歴史のなかで初めて⑫番がV。ジンクスはいつか破られるのです。
水谷 清水久調教師は「兄(キタサンブラック)と比べて乗り味や体つきは違うが、タフさは似ている。落ち着いていて、どっしりと構えているところが長所」やて。
大王 レガレイラは皐月賞でメンバー最速の上がり3ハロン33秒9をマーク。3カ月半ぶりを使われた上積みは大きいし、何といってもオークス勝利で完全復活を遂げたルメールに手綱が戻るのが大きい。
東京サンスポ・内海 前走を踏まえ、今回は余力を残す調整。「肌ツヤがいいし、馬体にボリューム感がある」と、木村調教師も期待しています。
しの 皐月賞2着コスモキュランダは長くいい脚を使えるタイプ。乗り替わりですが、2走前に勝利へ導いたミルコなら大丈夫でしょう。
内海 加藤士調教師も「広々としたコースのほうが絶対に競馬はしやすい」と力強かったです。
水谷 サンライズジパングは皐月賞9着やったが、順調さを欠いたことやインが悪い馬場で最内枠を引いたことも影響した。追い切りは超抜やったし、皐月賞とは状態面が雲泥の差やで。
しの 魅力的な馬が多くて絞るのが大変。空模様も大丈夫そうだし、いいレースを期待したいですね。
水谷 今年はコロナ禍後、初の現地観戦。久しぶりにあの地に足がつかないような感覚を味わえそうで楽しみやなあ♪
しの それでは皆さま、良いダービーを♬(夕刊フジ)