手荷物からもボディチェックからも見つからない不正薬物…税関職員が見抜いた、まさかの隠し場所とは
手荷物からもボディチェックからも見つからない不正薬物…税関職員が見抜いた、まさかの隠し場所とは
お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二と、俳優でタレントの高田夏帆が6月27日放送の『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。税関職員を演じ、海外から不正薬物を持ち込もうとする犯人との攻防戦を繰り広げた。
年間およそ3200万人が利用する国際空港では、法の目をかいくぐり不正薬物や条約違反の動植物を持ち込もうとする密輸犯が後をたたない。その手口は日々巧妙化しており、摘発件数は年間1000件以上にものぼる。
今回、斉藤と後輩の高田が対峙（たいじ）したのは、インドから来日した女性ジュエリー職人。麻薬探知犬の反応があったというが、特に不審な挙動は見られず、ジュエリー加工に使うという鉱石や宝石を加工するときに使う道具の金床（かなとこ）など怪しい所持品を調べても薬物は見つからなかった。
それでも手荷物を拭き取り、微量の不正薬物も検知できる最新鋭の検査機器・TDSを使うと、薬物反応があった。斉藤は、暑さに加え焦りからか大量の汗をかきながらも長袖の上着を着たままでいる女性の様子に「彼女はずっと暑がっているが上着を脱ごうとしない、…服の中に薬物を身につけてる可能性は？」と推理。
ところが高田が女性にボディチェックを行うも、何も見つからなかった。「もう気が済んだ？」と声を荒らげる女性に対して、熟考の末、高田は「あなたを、ここから一歩も通すわけにはいかない！」とついに薬物の隠し場所を発見。実は、覚せい剤を固めて作ったボタンを上着に縫い付けており、女性は脆（もろ）いボタンを触らないようにするため、上着を脱がなかったのだった。
スタジオでは、番組初出演となったタレントで俳優の上戸彩がクイズに挑戦。日頃から番組をみていると明かし「娘が大好きで“突破―！”って一緒にやってます」とコメントした上戸は、税関職員が見抜いた巧妙な手口に、何度も驚きの声をあげていた。
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