阪神無死一、三塁から得点できんのか…岡田彰布監督が積極采配も甲子園ため息
一回、三振に倒れた阪神・森下翔太=甲子園球場(撮影・松永渉平)
(セ・リーグ、阪神-中日、12回戦、27日、甲子園)阪神・岡田彰布監督(66)が初回から積極的に動いた。近本に代えて「1番・中堅」で起用した島田が一回先頭で四球をもぎ取る。続く中野の初球。一走・島田が果敢にスタート。梅津の150キロ直球を中野がはじき返すと、打球は遊撃へ。ベースカバーに走った遊撃・龍空は逆を突かれた形となり、打球はグラブをはじいて中堅へと転々とした。島田は悠々、三塁へ。初回からエンドランを仕掛け、無死一、三塁の好機を演出した。しかし、3番・森下は空振り三振。4番・大山は痛恨の遊ゴロ併殺打に終わり、先制点を奪うことはできなかった。