阪神、風を味方に大山悠輔が先制ソロ! 梅野二塁打で2点先取
四回1死、右越えに先制本塁打を放つ阪神・大山悠輔=神宮球場(撮影・長尾みなみ)
(セ・リーグ、ヤクルトー阪神、11回戦、30日、神宮)阪神・大山悠輔内野手(29)が四回、先制の5号ソロ本塁打を放った。打った本人も驚いた表情で、スタンドに飛び込むボールを見つめた。カウント2-2からサイスニードが投じた6球目、外角低めの直球を捉えると、一度は捕球できるかと構えた右翼手がずるずる下がり、強い風にあおられた打球がそのまま右翼スタンドへ。三塁ベース付近まで全力で走っていた大山が、不思議そうにホームを踏んだ。自身22打席ぶりの一発で好投の先発・西勇を援護した。続く前川が左前打で出塁し、2死から梅野が左中間へ二塁打。前川が一塁から一気に生還し、2点目を加えた。