MCUの「ファンタスティック・フォー」新作映画は1960年代が舞台になるとケヴィン・ファイギが認める 別のユニバースで展開することも示唆

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、MCUの映画版「ファンタスティック・フォー」は1960年代が舞台になると認めた。さらに、その舞台はMCUにおけるメインのタイムラインとは別のユニバースになることも示唆している。

MCUの新作映画『The Fantastic Four（原題）』には、リード・リチャーズ役でペドロ・パスカル、スー・ストーム役でヴァネッサ・カービー、ザ・シング役でエボン・モス＝バクラック、ジョニー・ストーム役でジョセフ・クインが出演する。「The Official Marvel Podcast」に出演したファイギはこの作品について、1960年代が舞台になるのかと直球の質問を投げかけられた。

「はい、まさにそうです」と質問に答えたファイギは、続けて、この映画の舞台がMCUにおけるメインのタイムラインではないことをほのめかした。「これは時代物です。そして、ジョニー・ストームが“4”の字を描きながら空を飛んでいるアートもありますよね」

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「画像の隅に街並みが描かれていますが、これが私たちの知っているニューヨークや、私たちの世界で60年代に存在したニューヨークとはちょっと違うことに気づいた賢い人が大勢いました。鋭い観察力だと言えますね」とファイギは続けた。

ファイギは、「ファンタスティック・フォー」の映画は自身が最も楽しみにしているプロジェクトだとも語り、2024年7月29日に撮影が始まることも明かしている。

「『ファンタスティック・フォー』で今やっていること、そして、『ワンダヴィジョン』を手がけたマット・シャックマン監督が取り組んでいることに非常に興奮しています。すでに彼はロンドンに移っていて、7月末から撮影が始まります」

「本当にワクワクしています。というのも、これらのキャラクターは主力であり、マーベル・ユニバースにおけるレジェンド級の柱だからです。『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』やいくつかの楽しいティーザーを除けば、こんどの映画で私たちがやっているような重要な意味では掘り下げていませんでしたからね」

『The Fantastic Four』は約1年後となる2025年7月25日に米国公開予定。脇を固めるキャストとして、ジョン・ マルコヴィッチ、ポール・ウォルター・ハウザー、ナターシャ・リオンが出演するほか、ラルフ・アイネソンがギャラクタスを演じることが明らかになっている。