障害者施設で入居者死亡 食事喉に詰まらせる 茨城・水戸 県警、業過致死容疑で捜査

入居者の死亡事故が起きたグループホーム=水戸市三湯町

入居者からの食材費過大徴収が問題になっている障害者向けグループホーム運営会社「恵(めぐみ)」(東京)の茨城県水戸市の施設で昨年、入居者の60代女性が食事中、肉を喉に詰まらせて死亡する事故があったことが25日、同市や県警への取材で分かった。県警は業務上過失致死の疑いで当時の状況を調べている。

市によると、事故は昨年7月、同市のグループホーム「ふわふわ水戸三湯町」で発生。市は施設から報告を受けたとして「施設側にも経緯を聞いている。警察と連携し、場合によっては処分も検討する」とした。