内藤剛志、共演女優を口説いた過去を告白「帰るぞ、と言って彼女を連れて帰った」その後は…
俳優内藤剛志(68)が木曜パートナーを務める文化放送「くにまる食堂」(月~木曜午前9時)の23日放送回に出演し“共演の女優を口説いた”過去を明かした。
冒頭、フリーアナウンサー野村邦丸が前週の放送でゲストの武田鉄矢と、訃報が伝えられた脚本家・小山内美江子さんの話題を取り上げたことを紹介。すると内藤は「女優を口説くかどうか、という話ですか?」と、関連を察知して自ら切り込んだ。さらに「女優さんを口説く、というのは…もちろん結婚してない時の話ですよ。独身時代。どうこうしたい訳じゃなくて、やっぱり女優さんを愛する、というか、愛でるというか」と意図を説明した。
続けて、小山内氏が脚本を担当し、内藤が出演した84年のTBSドラマ「無邪気な関係」の話題に。邦丸が「共演が、今は亡き古尾谷雅人さん、この前、紫綬褒章を受賞された原田美枝子さん」と紹介すると、内藤は「鶴見(辰吾)君が主役で、受験生の話です。原田美枝子さんと古尾谷と俺が受験生相手のグッズ屋さん、みたいな。『必勝』の鉢巻きとか売っている」と説明した。ここで「俺が原田美枝子を口説いた、みたいになってますね、これね」と“自白”しながら笑うと、邦丸も「なってます」と笑って応じた。
内藤はその状況についてドラマの打ち上げの場で局のプロデューサーに「おまえ、レギュラー向いてないな」と言われた場だったことを説明。「愛情だと思うだと思うんですけど、単発で頑張っているタイプの人間だったので、レギュラーやる時は、もう少し丸くなれ、ということだったと思うんですよ」とした上で、その場から去るために「原田美枝子ちゃん、帰るぞ、と言って彼女を連れて帰った」と振り返った。邦丸に「カチンときた?」と聞かれると、内藤は「ああ、カチンときたね。で、一番カッコイイのは何かな、と思ったら、女優を連れて帰る、という。これどうですか?」と冗談ぽく語った。
その上で、内藤は「でも実は、彼女が付き合っている人をもちろん知っていて、その彼(の元)に渡した、という話ですよ」と説明。「石橋凌さん。結婚される前ですけど、お付き合いしているのは知っていたから、僕がいくら、原田美枝子さんを思っていてもダメ、という話ですけど」と、その後の87年に、原田と結婚した石橋について補足した。
ただ邦丸から「でも口説いたんでしょ?」と聞かれると「そうですよ。やっぱり美しいですから」と即答。「でも、ずっと石橋凌さんという(自分も)大好きな歌手がいるわけですね。ARB。新宿の中央公園で、向こうから凌さんが歩いてきて、その真ん中で『渡しました』と言って、その後にスターホテルに泊まった」と、オチを語った。
邦丸に「内藤剛志のイイ感じの話。でも原田美枝子さんは、口説いた」と繰り返されると、内藤は「でも全然ダメでした。石橋さんがいらっしゃいますから。俺なんか袖にされました」とした上で「大好きな女優。すばらしいと思う。オンリーワンでしょ。彼女の演技とか演劇に対する真摯(しんし)な、真っすぐな感じが」と絶賛。「そうやって女優さんを愛でる、という部分はありますね」と強調した。
内藤剛志(2023年撮影)