関西六大学23年ぶりV 大商大・真鍋V撃＆3安打でMVP「関西で関六が一番と証明できた」

＜関西六大学・関西学生＞優勝を決めてマウンドへ駆け出す大商大・真鍋ら（中央）関西六大学代表の選手（撮影・河合　洋介）

　◇大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦決勝　関西六大学3―0関西学生（2024年6月24日　わかさスタジアム京都）

　関西オールスター5リーグ対抗戦の決勝が24日に行われ、関西六大学が関西学生を3―0で破り、2001年以来23年ぶり4度目の優勝を果たした。

　0―0の7回2死満塁で「2番・DH」の真鍋慧（1年＝大商大）が左中間へ走者一掃となる先制3点二塁打を決めた。

　「追い込まれるまでは変化球を張っていたけど、（投手が）首を振ったので直球が来るかなと切り替えて打ちました」

　決勝打を含む3打数3安打3打点の活躍を見せて最優秀選手を受賞。「関西の中で一番関六が強いと証明できてよかったです」と胸を張った。

　◇真鍋　慧（まなべ・けいた）2005年（平17）6月17日生まれ、広島市安芸区出身の19歳。小1でソフトボールを始め、中学から野球に転向して安芸リトルシニアで投手などを務めた。広陵では1年夏から背番号3でベンチ入り。甲子園には2年春、3年春夏の3度出場。大商大では1年春にDH部門でベストナインを受賞。50メートル走6秒3、遠投105メートル。1メートル90、98キロ。右投げ左打ち。