【広島】新井監督、首位で6月終了は想定内?「当然。それぐらいの力があると思っている」 一問一答
5回表終了後、選手交代を告げる新井貴浩監督(カメラ・相川 和寛)
◆JERAセ・リーグ 巨人3―2広島(30日・東京ドーム)
広島は、あと1点が及ばずに接戦を落とした。0―3の6回、坂倉の適時二塁打の直後、なおも1死二、三塁の場面から代打3人、代走1人を投入。積極タクトは不発に終わったが、7回は代打・大盛の四球から1点差に詰め寄り、9回は1死から代打・羽月のバント安打を起点に2死満塁まで好機を広げ、最後まで粘りは見せた。2カードぶりの負け越しで、今季2度目の貯金10チャレンジも失敗となったが、2位に3ゲーム差の首位で6月を終えた。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
―チャンスはつくった
「そうよね。あともうちょっとのところまでいった。惜しかったですけどね。今日は若い選手がスタメンに多く出た、後からも出たんだけど、みんなそれぞれがいいものを見せてくれたと思います」
―6回は1安打していた宇草選手に代打を。6回は選手交代4度
「あそこはもう勝負だと思ったので、どんどんいきました」
―初回の3失点が重かった
「タマ(4回3失点の玉村)も立ち上がりだけだった。その後はしっかりゼロで帰ってきてくれている。またしっかり自分の中で反省して修正して、次の登板に備えてもらいたいと思います。初回だけだった」
 ―2番手以降は無失点でつないгЃ
「後からいったピッチャーが、みんなゼロで抑えてくれたので、最後あともう少し、惜しいところまでいけた。特に河野は2イニング(無失点)。中17日ぐらい空いてたのかな? それだけ空いていて、よく2イニングをゼロで帰ってきたと思います」
―無得点でズルズルいかない試合が増えている
「そうだね。いい戦いができていると思います。さっきも言ったけど、今日とか若い選手が結構でている。そういう選手たちも、各自いいものを見せてくれている。(9回1死からバント安打の)羽月にしてもいいものを見せてくれたし、コイシ(9回先頭で左飛の石原)も、いい当たりだった。本当に見ていて、若い選手が少しずつですけど、成長しているなというのを感じます」
―6月を首位で終えた。シーズン前に想像していたか
「当然。それぐらいの力があると思っている」