試合結果 阪神、2カ月連続の月間負け越し 伊藤将が三回途中降板
三回途中で降板した阪神・伊藤将司 =神宮球場(撮影・根本成)
(セ・リーグ、ヤクルト6ー1阪神、10回戦、阪神6勝4敗、29日、神宮)阪神はヤクルトに敗れ、6月の負け越しが決定した。先発の伊藤将司投手(28)は一回無死一、三塁でオスナに左翼線へ適時二塁打を許すなど3失点。三回は1死一塁でオスナの二ゴロを中野が遊撃の小幡へ送球するも、捕球できない失策でピンチが広がり、適時打2本を浴びてこの回途中で降板。5失点(自責4)と試合を作れなかった。打線は五回に野口恭佑外野手(23)が代打でプロ初出場。死球で出塁し、島田も四球でつなぐと、中野拓夢内野手(28)が適時打を放って1点を返したが、この1点止まりだった。これで6月は9勝11敗1分けで、1試合を残して5月の10勝13敗1分けに続く2カ月連続の月間負け越しとなった。