沖縄の小児救急がひっ迫 医師が不足も救急受診は全国最多 適正利用を
沖縄の小児救急がひっ迫 医師が不足も救急受診は全国最多 適正利用を
夜間の小児救急医療がひっ迫しているとして県医師会などが26日、日中にかかりつけ医を受診するなど救急医療の適正利用を呼び掛けています。
26日の会見は県医師会や県小児科医会など医療関係者のほか玉城知事も出席しました。
沖縄は医療ニーズに対する小児科医の数が全国44番目と低い一方、救急で受診する患者のなかで子どもの占める割合は都道府県別で最多となっています。
県立中部病院では小児科医4人を他の救急医がサポートし綱渡りの診療が続いていると窮状を訴えました。
▽県立中部病院 玉城和光院長:
「地域の方々の意識を高めて、その啓蒙が広がって、小児救急を守るという意識を地域で醸成していただきたいなということを強く望む」
県医師会などは日中にかかりつけ医で受診することや子ども医療電話相談#8000の利用などを呼びかけています。