彦根のアクセサリー作家・門脇さん、マンガ・バルセロナに出品へ
マンガ・バルセロナ2024のパビリオンにアクセサリーを出品する門脇好美さん=2024年6月7日午前11時33分、滋賀県彦根市、藤井匠撮影
スペインで12月に催される日本文化の祭典「マンガ・バルセロナ2024」のパビリオン「NAGOMI」に、滋賀県彦根市のアクセサリー作家、門脇好美さん(50)が出品する。昨夏にパリであった「ジャパンエキスポパリ2023」に続く海外挑戦だ。クラウドファンディング(CF)で渡航費などを募っている。
門脇好美さんが作ったアクセサリー=2024年6月7日午前11時34分、滋賀県彦根市、藤井匠撮影
門脇さんは平日は運送会社の所長代理として働く。本格的にアクセサリー制作を始めたのは5年前。週末になると、関西を中心にイベントなどに出展してきた。家庭ではシングルマザーとして子育てに励む。
作品は、日本の四季に着目した花やフルーツなどをモチーフにする。和柄やミニチュアの作品も手がける。アユや琵琶湖、浮世絵を取り上げた作品も印象的だ。今回、スペインにはピアスやブローチなど約500点を出す。滋賀や彦根の魅力もアクセサリーにして届けたいという。
海外への挑戦について「努力は裏切らない。したいことをあきらめる母親や、多くのみなさんに夢や希望を持ってもらえれば」と強調する。
CFは15日に始めた。7月末まで募り、目標は40万円。サイト「キャンプファイヤー」で受け付ける。リターンとしてワークショップ体験の参加券などを用意する。問い合わせは門脇さん(090・7095・8975)。(藤井匠)