今夜の光る君へ：第24回「忘れえぬ人」 一条天皇と定子は内裏の外で？ まひろ「私はまだ何も分かっていない…」

NHK大河ドラマ「光る君へ」第24回の場面カット （C）NHK

　俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」（総合、日曜午後8時ほか）の第24回「忘れえぬ人」が、6月16日に放送される。宣孝（佐々木蔵之介さん）から求婚され、さらには、周明（松下洸平さん）からも一緒に宋へ行こうと誘われるまひろ（吉高さん）。しかし、心の内には道長（柄本佑さん）が……。

　一方、内裏では、一条天皇（塩野瑛久さん）が定子（高畑充希さん）と生まれた姫皇子に会いたい気持ちを募らせていた。詮子（吉田羊さん）は一条の願いをどうにかかなえてあげてほしいと道長に懇願する。行成（渡辺大知さん）の案で、内裏の外で会えることとなったのだが………。

　予告には、「忘れえぬ人がいてもよろしいのですか」とのまひろの話に、宣孝が「よい」と二つ返事する様子、まひろが「私はまだ何も分かっていないのやも」とつぶやく姿などが収められている。

　「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部（まひろ）が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。