【阪神】薄氷の勝利で今季最多貯金7 岡田彰布監督「チャンスなったら、ほんっとアカンよな」一問一答
広島3連戦に勝ち越し、首位を守った阪神の岡田監督(カメラ・谷口 健二)
◆JERAセ・リーグ 広島1―2阪神(23日・マツダ)
阪神・岡田彰布監督が、薄氷の勝利をかみしめた。先発・西勇が6回3安打無失点で今季2勝目。先制打の大山がその後、得点圏に走者を置いた場面で4打席連続凡退を喫するなど拙攻続きだったが、中野らが好守を連発して逃げ切った。以下、岡田監督の一問一答。
―最後もよく守った
「まあ、やられるパターンやけどな。普通やったらな。あんだけチャンスつぶしたからの」
―中野は大きなプレーがあった
「うーん。まあ、松山やったからな。ゲッツー態勢、あれや。外野フライで同点はしゃあない。こんなの。同点まではオッケーと思ってたからな」
―ノイジーはエラーもあったが、他もよく守った
「おう、守ったけどな。まあ、あんなん、追加点取れとったら、もっと楽な展開になっとるんやけど。チャンスなったら、ほんっとアカンよな」
―7回は失策と内野安打で1点とれたのが大きい
「いやいやいや、先頭な、ミエセスがフォアボール選んだからな。あれはやっぱり大きかったよ。1―0やったら全然分からん。この展開的にな。チャンスをつぶしてるわけやから」
―代打の代打入れてそこに代走を差し込んで
「1点でも取りにいかんと。そんな1―0で逃げ切るなんか無理よ」
―追加点取るなら7回だと
「そらな、打順が上位にくるからな」
―動いたイニングで
「まあな、エンドランでもかまさんとなかなかな。左ええからな、あの2人。左バッターはしんどいよな。何とかバット当ててくれと思ったけど、それでうまいことな、二塁進めとったらピッチャー代わると思っとったからな」
―石井がイニングをまたいだり
「いやだから、あそこで普通は左くるけどな、おーん。自分らがやったから嫌やったんやろな。あれはやっぱり俺は良かったと思うよ」
―右打者の二俣だった
「いやいや、それは読み過ぎやろ。それは俺も分かっとったけどな、左な。だから糸原残しとくんで前川やったから、おーん。あれはもう、左代打こられて、桐敷代えとった方が嫌やった。桐敷と二俣の方が嫌やった。昨日の岩崎の件があるからな。でもそれを読んで先に二俣きたから良かった。もう石井には、右やったら1人いくって言うてあったからな。こっちのもうなあ、予定通りやったよ」
―4カード連続勝ち越し
「あー、でも4カード連続初戦負けやん。そやろ。そのへんちょっとお前、もうちょっと楽になあ、やっぱりのう。ゲームせんと、1点差ばっかりやんか」
―セ・リーグ通算1万試合
「あーそう、そんなん知らんわ。いつも後から聞くだけやで」