FC琉球、J1のセレッソに惜敗 ルヴァン・カップ 平日ホーム最多の7034人
JリーグのYBCルヴァン・カップ1次ラウンド3回戦が22日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムなどで行われ、J3のFC琉球はJ1のセレッソ大阪に0-1で惜敗し、次のプレーオフラウンドへの進出を逃した。
琉球は前半、左コーナーキックから失点。その後、セレッソのDFが裏へ抜け出そうとするFW白井陽斗へのファウルで退場すると琉球が攻め込む時間が増え、DFの裏へ積極的に走りこみ、ゴール前でチャンスをつくった。DF上原牧人が右サイドを駆け上がり、何度も決定的なクロスを上げたが決めきれず0-1で折り返した。
後半も琉球のペースで進んだ。後半開始から出場したDF高安孝幸が左サイドを突破するなどして決定機をつくったが、最後まで決めきれなかった。
セレッソ大阪のMF上門知樹＝うるま市出身、与勝高出＝も先発でフル出場し、積極的にシュートを放った。今年のアジア・カップにも出場したDF毎熊晟矢や元代表のMF清武弘嗣も先発した。
平日のホーム戦で過去最多を更新する7034人が来場した。
FC琉球－セレッソ大阪 前半、相手DFのファウルを受けて倒れるFC琉球のFW白井陽斗（左）＝タピック県総ひやごんスタジアム（竹尾智勇撮影）