「田原さんを味方に付けようと時の政治家たちが…全てはねつけた」泉房穂氏が田原総一朗氏を絶賛

前明石市長で弁護士の泉房穂氏（60）が、1日放送のニッポン放送「辛坊治郎ズーム　そこまで言うか！」（月～木曜午後3時半）で代打パーソナリティーを務め、ジャーナリスト田原総一朗氏（90）をゲストに迎えて議論を繰り広げた。

泉氏は夏休み中のパーソナリティー辛坊治郎氏に代わって、1、2日の番組を担当。田原氏が87年から司会を務めるテレビ朝日系討論番組「朝まで生テレビ！」の立ち上げ期に泉氏が番組スタッフを務めていた縁もあり、泉氏の要望で田原氏の出演が実現した。

田原氏は「一番信頼している人です。明石を見事に主体的な街にされた。他に例がない」と泉氏を評価。泉氏も「私、田原さんを学生時代から尊敬させていただいて」と出演を感謝した。

田原氏が、田中角栄氏以降の全ての総理大臣に直接会って取材した過去を明かすと、泉氏は「田原さんに対して味方に付けようと、時の政治家たちがしてくるけど、全てはねつけていった。そこはご立派というか、筋の通った方。田原さんの生き方はカッコいいと思う」と語った。

田原氏は「あんまりやりすぎたから『サンデープロジェクト』は番組つぶれちゃった」と笑わせながら「ひとつは僕がコンプレックスの塊なんですよ、みんなはプライドがあるから。大学卒業して、ジャーナリストになりたいと思って、全部落ちた。だからコンプレックスの塊です」と、エネルギーの源を明かした。

泉房穂氏（2021年撮影）