歴代最高齢のバイデン大統領が定期健診、主治医「職務遂行に適している」

バイデン大統領＝ロイター

　【ワシントン＝池田慶太】米国のバイデン大統領（８１）は２８日、ワシントン郊外のウォルター・リード軍医療センターで定期的な健康診断を受けた。担当主治医はホワイトハウスを通じ、「引き続き大統領の職務遂行に適している」との見解を発表した。

　バイデン氏は同センターに２時間半以上滞在した。主治医の見解によると、体調は良好で、新たな懸念は見当たらなかった。治療中の睡眠時無呼吸症候群などの症状は安定していると指摘した。

　１１月の大統領選で再選を目指す中、大統領歴代最高齢のバイデン氏の健康状態や体力に注目が集まっている。米ＡＢＣテレビなどが２月に実施した世論調査では、８６％がバイデン氏は大統領２期目を務めるには高齢すぎると回答した。