青森山田エースが5回8奪三振、堂々救援 8割直球、夏へ自信深める
球威で押す投球がさえた、青森山田の関浩一郎投手=2024年6月17日、石巻市民、渡部耕平撮影
(17日、春季東北大会準決勝 花巻東2―0青森山田)
青森山田のエース関浩一郎投手(3年)は、堂々と救援の役割を果たした。四回から登板し、八回までの5イニングを無失点で抑えた。
さえたのは「全体の8割を投げた」という直球。外角低めに集め、花巻東から8三振を奪う力投だった。
五回は1死三塁のピンチにも動じず、2者連続三振に切って取った。
変化球は、あくまでも見せ球と言い切る。「持ち味の球威で押す、自分の良さを生かし切れました」と自信を深めていた。(渡部耕平)