東北楽天、交流戦初優勝 ソフトバンク敗れる
試合終了後、観客と万歳する楽天ナイン(小林一成撮影)
プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は16日、東北楽天が仙台市の楽天モバイルパーク宮城で行われた最終戦で広島に5―3で勝ち、同率首位だったソフトバンクが敗れたため、東北楽天の初優勝が決まった。
2013年のパ・リーグ優勝と日本シリーズ優勝以来のタイトル獲得となり、球団創設から20周年の節目の年を飾った。
東北楽天は二回に広島の菊池と堂林の二つの内野敵失に乗じて3点を先取した。三回は鈴木大の右越え2ランで5―0として試合を優位に進めた。
投げては先発松井から弓削、津留崎、鈴木翔、宋家豪、酒居と小刻みにつなぎ、則本が締めくくった。
同率首位だったソフトバンクは同じくデーゲームの阪神戦で1―4で敗れたため、1ゲーム差で東北楽天の優勝が決まった。
優勝セレモニーは後日行われ、東北楽天には賞金3000万円が贈られる。
3回東北楽天無死一塁、鈴木大が右越え2ランを放つ。捕手坂倉(野界航也撮影)
3回東北楽天無死一塁、左越えに2点本塁打を放ち、ポーズを決め一塁に向かう鈴木大(左) 一塁手堂林(小林一成撮影)
東北楽天先発の松井(山本武志撮影)