岡山からプロアーティスト輩出を 倉敷の芸能事務所が新スタジオ

ボイスが倉敷駅南口に開設した新スタジオ。岡山県からプロアーティストの輩出を目指す

　歌やダンスで活躍するプロアーティストを岡山県から輩出しようと、倉敷市の芸能事務所が専門家の指導が一体的に受けられる新スタジオを開設した。オープンを記念して23日にダンスレッスンの無料体験会を開く。

　里庄町出身のシンガー・ソングライター千里さんらを輩出したボイス（倉敷市児島唐琴）が「ボイス　エンターテインメント　アカデミー　倉敷スタジオ」として、5月にJR倉敷駅南口のくらしきシティプラザ西ビル（同市阿知）に整備した。

　新スタジオのレッスンメニューは、ダンス、ボイストレーニング、作曲・編曲の3コースを用意。ダンスコースには年齢（3～5歳、6～11歳、12歳以上）と習熟度別の計5クラスを設けている。

　女性ボーカルグループ「Little　Glee　Monster」ら有名アーティストの歌唱指導者やバックダンサーらが講師を務める。レッスンは1回1時間程度で、料金はダンス月4回4千～7千円、ボイストレーニング月2回1万6千円、作曲・編曲月4回1万5千円など。

　会社が実力を認めた受講生は、CDやミュージックビデオの制作を含むプロデュース費用を会社が負担し、プロデビューに向けて支援する。初心者や趣味で楽しむ人も受講できる。須田峻輔社長（38）は「幼い頃からパフォーマンス経験を積むことは夢に近づく道の一つ。岡山から多くのアーティストを育て、地域の盛り上げにつなげたい」と話している。

　23日の無料体験会は3～5歳と12歳以上のクラスが受講可能（各先着15人）。22日までに公式サイトの専用フォームから申し込む。問い合わせはボイス（0120―928―710）。