三笘所属のブライトン新監督にプレミアリーグ最年少・31歳ハーツラー氏就任
ブライトンの新監督・ファビアン・ハーツラー氏(ロイター)
日本代表MF三笘薫(27)が所属するブライトンは15日、新監督にドイツ人のファビアン・ハーツラー氏が就任すると発表した。今季ドイツでザンクトパウリを2部から1部に昇格させた31歳は、プレミアリーグ史上最年少監督となる。契約期間は27年6月まで。
公式サイトでトニー・ブルーム会長は「新監督の選考にあたって当初からハーツラー氏は有力候補だった。彼のスタイルは我々のチームが求めるスタイルと合致している。サポーターも評価し、楽しんでくれると確信している」とコメントした。ハーツラー氏も「コーチに就任でき本当に興奮している。ここ数シーズンでクラブはめざましい成長を遂げた。そして目標はその成功を続けること。プレミアリーグで監督ができることが楽しみで、選手、スタッフ、もちろんファンに合うことが待ちきれない」と期待感を語った。クラブ公式サイトには「我々の指揮官にとって年齢はただの数字」とのタイトルで、これまでの歩みを紹介する文章を掲載されている。
これまでのプレミアリーグの最年少監督は、2003年に就任当時32歳でフラムを率いたクリス・コールマン氏だった。今回は記録が更新されるだけでなく、38歳のジェームス・ミルナー、FWウェルベックが33歳、主将ダンクら年上の選手を率いて戦っていくことになる。
ブライトンは7月に来日し24日に鹿島と、28日に東京Vと、いずれも国立競技場で対戦する。