『ウルトラマンティガ』新時代のメカが大活躍!
『講談社MOOK ウルトラメカ大全』からおいしい所をつまんで、お届けします。気になった方は、ぜひ本書をどうぞ。
怪獣や宇宙人が出現して以来、その対抗手段として最先端のライドメカが次々と生みだされてきました。
ウルトラヒーローが怪獣と死闘を繰り広げるようになってからも、そうしたライドメカの進化は止まることなく、光の戦士たちの心強い相棒として、平和のための戦いを続けています。
今回は、『ウルトラマンティガ』の防衛チーム、平成三部作の幕開けにふさわしいフレッシュなGUTS(ガッツ)のメカをご紹介しましょう。
ウルトラマンティガは超古代の石像からよみがえった光の巨人だ。 ©円谷プロ PHOTO/講談社
万能機ガッツウイング1号が大活躍!
ガッツウイング1号は大気圏でも宇宙でも活躍できる主力戦闘機だ。 ©円谷プロ PHOTO/講談社
地球平和連合TPCの極東基地に編成される特別捜査の専門家が、GUTS(GLOBAL UNLIMITED TASK SQUAD)です。
もともとは超常現象や怪事件の解明を使命として結成された特捜チームなので、ライドメカにも武装はついていなかったのですが、怪獣や侵略者の増加によって防衛のために戦闘メカを装備する必要が出てきました。
ガッツウイング1号は、それにともなって武装を追加された高性能小型戦闘機で、可変翼によって多くの状況に対応できる万能機です。
大気圏でも宇宙空間でも活躍し、またさまざまな追加武装を機体下部のハッチ内に装備することもできます。
ガッツウイングには他にも、超高性能中型戦闘機ガッツウイング2号や、2号をカスタマイズして分離合体ができるようになったガッツウイングEX‐J(エクストラジェット)があります。
マキシマ・オーバードライブで宇宙を駆けろ!
甲板前方を展開することで、複数機のガッツウイング1号が発進可能となるアートデッセイ号。 ©円谷プロ PHOTO/講談社
第19話で初登場した大型新造母艦が、アートデッセイ号です。
大気圏内でも宇宙空間でも飛行することができ、緊急時には移動基地として使用されたこともあります。
20年を費やして開発されたエンジンシステム、マキシマ・オーバードライブにより光を推進力に変えることができるようになり、またこの実用化をきっかけとして人類は宇宙に躍進していくことになります。
またマキシマ・オーバードライブをアートデッセイ号の大口径武装であるデラック砲と直結すると、超強力なビームであるマキシマ砲を撃つことができ、地球の危機に大活躍しました。
『ウルトラメカ大全』でスーパーメカの進化と戦歴をチェック!
平和を実現するための科学力と、優しさを忘れない想いが結晶となったのがウルトラメカではないでしょうか。
そんなウルトラメカの実戦投入の歴史と全容、そしてウルトラヒーローとの共闘の歴史を、『ウルトラマン』から『ウルトラマンブレーザー』まで追ったのが『講談社MOOK ウルトラメカ大全』(税込定価:2970円)です。
人類が知恵を振り絞って、怪獣や侵略者と戦い続けてきた歴史をぜひ確認してください。