「朝起きたら車に灰が」 桜島噴火で洗車機に長い列 鹿児島
「朝起きたら車に灰が」 桜島噴火で洗車機に長い列 鹿児島
桜島で22日夕方、爆発的噴火が発生し、火山灰が火口から西の鹿児島市街地側に流れました。一夜明けた23日、降灰への対応に追われる人の姿が見られました。
(記者)「こちら鹿児島市のガソリンスタンドです。きのうの降灰の影響で洗車機には行列ができています」
気象台によりますと、22日午後5時18分、桜島で爆発的噴火が発生し、噴煙が火口から3000mの高さまで上がりました。3000mを超えたのは今年2月14日以来です。
噴煙が流れ込んだ鹿児島市では、一夜明けた23日、ガソリンスタンドで洗車を待つ長い列が出来ていました。
(洗車に来ていた人)
「きのうの晩の雨で流れるかと思ったら、こういう天気で晴れたから、きのうの灰が残った。だから洗車しかない」
「夜勤明けだったので起きてみたら(灰が)積もっていた」「灰よ降るな、もう灰はいいです。でもまた降ったら(洗車に)来ます」
(Misumi・セルフ与次郎SS 中原健太郎店長)「朝からかなり多くのお客さんに来てもらっている」「(灰が)とれなくなったり、メッキの部分が腐食したりとかがあるので、できれば早いうちに洗ってあげたほうがいい」
気象台によりますと、桜島でこのあと噴火が発生した場合、23日夜以降、降灰は少しずつ火口から東に向きを変える予報です。
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