阪神・岡田監督は無安打の森下に厳しい言葉「悪いどころちゃう。ナンボ言うてもアカン」
<ヤ・神>選手交代を告げる岡田監督(撮影・尾崎 有希)
◇セ・リーグ 阪神1-6ヤクルト(2024年6月29日 神宮)
阪神はヤクルトに敗れて3位に転落した。試合後、岡田監督は初回から乱調だった伊藤将、3打数無安打に終わった森下、プロ初打席を迎えた野口らに言及した。以下は一問一答。
――伊藤はボール高い
「高いよもう、なあ。初回もおまえ、全部高かったなあ」
――修正しきれず
「えっ?いや、2回から低めにいきだしたやんか。あれゲッツーとってたら別にどうってことなかったんや、あのままいっとると思うけどな」
――守備のミス出たからこそ踏ん張って欲しい
「打順的に一番ミスが出たらアカン打順やんか。なあ。バッターの足と打球の速さ考えたらおまえ、流れでゲッツーをとるケースじゃないやんか。1個ずつぽんぽんとやってもゲッツーとれる打球やろ?バッターの足と考えたら」
――3点ならこの球場なら
「いや全然、そんなもんおまえ」
――奥川も状態はそれほど良くなさそうだった、付け入る隙も
「あったよ、それは。2点とってからな。うん、完全に流れがこんわな」
――野口の内容は
「ええんちゃうの?そら誰が見てもええやろ。悪ないやんか、なんで?聞く質問ちゃうよ、誰が見てもええやんか。打球を見ても」
――初出場だが、積極的にバットも出ていた
「だから、ちゃんと打ってるから。ストライクをあないして打てばええだけの話やから。点入れへん時は、みんなボール球やろ、打ってるの。そういうことやろ」
――逆に森下は悪かった
「そんなん悪いどころちゃうよ。一緒や、ナンボ言うてもあかんわ。きのうのミーティングを聞かせてやりたいわ。ナンボ言うても一緒や」