テレ朝系「報道ステーション」新たな気象予報士は異色の経歴の持ち主! 細川栞「視聴者の皆さんと同じ目線で信頼される情報を」
気象予報士・細川栞
異色の経歴を持つ気象予報士・細川栞が、7月1日の放送からテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜後9・54)の気象情報を担当することが同局から発表された。
同番組では、2021年3月より、気象予報士・眞家泉が気象情報を担当。昨年気象予報士の資格を取得したばかりという新進の気象予報士・細川がそのバトンを引き継ぐ。
細川は成蹊大学理工学部を卒業後、大手電機メーカーに就職し、システムエンジニアとして勤務していたという異色の経歴の持ち主。電機メーカーで取り組んでいたのは主に「システム開発」で、データ収集や品質管理などを担当。データ分析も得意だという。仕事のかたわら、気象や自然災害などへの関心から独学で勉強して昨年10月に気象予報士試験に合格した。
また、趣味は名画模写、社交ダンス、ガーデニングと幅広く、高校~大学時代には東日本大震災のボランティアに参加し、防災の重要性を体感してきた。
細川は「『報道ステーション』に出演できる日が来るとは夢にも思っていませんでした」と喜びの声を上げ、「これまでシステムエンジニアの仕事をしながら、休日や仕事終わりに気象の勉強をしてきました。気象の世界は奥深く、そのメカニズムや予報について学ぶ時間が大好きでした。一方で、地球温暖化などの影響で毎年のように想定を超える気象災害が多発しています。異常気象が常態化する時代だからこそ『報道ステーション』の気象キャスターとして、視聴者の皆さんと同じ目線で信頼される情報をしっかりとお届けしたいと考えています」と意気込んだ。