土佐犬に育てられた猫さん 「格子戸の前でとった行動」がワイルドすぎる
自分の体のサイズを見誤る結果に!
土佐犬に育てられた猫さん 「格子戸の前でとった行動」がワイルドすぎる
土佐犬さんと暮らす猫ちゃんが格子戸の前でとった行動がXで注目を集めています。投稿したのは、Xユーザーの「@6464prpr」さんです。
当ポストには2024年6月20日時点で2700件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事中では、犬猫1か月の飼育費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
仲良く暮らす土佐犬さんと白猫さんの一コマが話題に
「うちの犬に育てられた結果、すり抜けるよりもぶっ壊す道を選んでしまうネコリアン」というコメントとともに投稿されたのは2枚の写真でした。
Xで多くの注目を浴びているのは、土佐犬の「アギト」ちゃんと、猫の「ソウ」くんです。
写真には格子戸の前に佇むソウくんの姿がありました。こちらはアギトちゃんの散歩用の出入り口に繋がっている、脱走防止用の内戸とのこと。ソウくんはそんな格子戸を通過したいようですが……?
「自分の身体を犬サイズだと思ってるんだろうな…」など反響
【写真2枚目/全5枚】思い切り体当たり!くぐれそうなのに…
【写真3枚目/全5枚】とうとう内戸を破壊しました…
写真には「頭」を使って、格子戸を突破しようと試みるソウくんの姿がありました。格子の間をすり抜けるのかと思いきや、予想外の「ワイルドな手段」に笑みがこぼれます……!
@6464prprさんはポストに続ける形で、直後の写真と修復した旨を報告。
【写真4枚目/全5枚】この大きさの差よ!
子猫時代に保護されたソウくんは、アギトちゃんにたくさんの優しさを受けながらすくすくと育ちました。@6464prprさんのXアカウントでは、好奇心旺盛なソウくんを、母のように見守るアギトちゃんの姿といったほほえましい光景もたびたび紹介されています。
そんな2匹のワンシーンに癒された人は多いようで、ポストには沢山の反響がありました。
「自分の身体はアギトちゃんくらいのサイズがあると思っているんだろうな…」「猫『頭が入れば通れるとか知らないニャ』」「パワーー!!」「男前やな、堂々と行こう!」
こうしたコメントが数多く寄せられ、投稿は賑わっています。
(以下引用)
うちの犬に育てられた結果、すり抜けるよりもぶっ壊す道を選んでしまうネコリアン pic.twitter.com/zb3O6CIj1j
— ジョーは犬&猫と共に古民家で暮らしている (@6464prpr) June 19, 2024
(以上引用)
猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この後にも続きますよ)。
「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均
獣医にかかる医療費
・2018年:2412円
・2019年:3016円
・2020年:2918円
・2021年:3367円
・2022年:2392円
・2023年:3400円
猫の保険
・2018年:1729円
・2019年:2349円
・2020年:1758円
・2021年:2731円
・2022年:2069円
・2023年:1988円
市販の猫主食用キャットフード
・2018年:2599円
・2019年:2745円
・2020年:2673円
・2021年:2978円
・2022年:2877円
・2023年:2988円
市販の猫おやつ用キャットフード
・2018年:1092円
・2019年:1303円
・2020年:1241円
・2021年:1346円
・2022年:1356円
・2023年:1562円
上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。
アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに
同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。
「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
・1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
・2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
・3位 21.5%:別れがつらいから
・4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
・5位 18.1%:十分に世話ができないから
上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。
猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?
同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
・1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
・2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
・3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
・4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
・5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから
これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。
様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。
2匹揃って「甘えん坊」な一面があるといいます
【写真5枚目/全5枚】2匹はとっても仲良しです。
さて、投稿のご紹介に戻ります。
最後に、投稿者さんに詳しいお話をうかがいましたのでご紹介します。
――普段はどのような子ですか?
私が帰宅すると音に気付いて、2匹揃って玄関前で待っています。
普段、犬はほとんどの時間ベッドの上にいて、猫は家中をパトロールしています。
――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?
犬の通り道を猫が仰向けの姿勢で遮って、邪魔している事があります。
――自慢のポイントは何ですか?
犬はモチモチとした感触、猫は三色団子と同じ配色の毛色・肉球・瞳です。
――その他、記事の読者の方にアピールしたいポイントはございますか?
甘えん坊な点だけが同じで、何もかもが正反対の凸凹コンビですが、仲良くまったりのんびり山暮らしをしております。
以上、SNSで話題のワンちゃんと猫ちゃんでした。
参考資料
・@6464prpr
・一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」