「孤独になる前に考え直せ」上司の心からの言葉は届くのか?<謝るだけの夫 11話>【うちのダメ夫】
■これまでのあらすじ
謝れば許されると思っている上に、謝ったら褒めてほしいやご褒美がほしいと言い出す夫・翔太に杏子は限界を感じていた。無責任な言動を改めてもらいたくて言葉を尽くしても、夫にはまったく響かない。もうわかり合うのは無理だと諦めた途端、杏子の夫への関心はなくなっていった。そんな矢先に発覚した、軽薄な夫の裏切り。杏子は娘を連れて実家へと帰っていく。こうなってもまだ、翔太は土下座すれば許してもらえるとタカを括っていた。しかし、杏子から離婚を突き付けられる。妻がいないとゴミ出しもできない翔太は、杏子が機嫌を直して早く帰ってきてくれないかとのんきに構えているが…。
仕事でミスを犯した翔太。顧客からは「謝罪はいらない」と怒鳴られ、上司からは「謝っても許されない」と言われて!?
「孤独になる前に考え直せ」上司の心からの言葉は届くのか?<謝るだけの夫 11話>【うちのダメ夫】
お客さんのところへ菓子折りを持って謝りに行くと、なんだかんだで許してもらえました。俺の選んだデパ地下の羊羹が効いたんだと思いますが、部長の謝罪のおかげですねと適当におだてておくと、「みんなが動いてくれたおかげだ」と逆に怒られてしまい…。
部長の説教を聞いているあいだ、なぜか、杏子の顔が思い浮かびました。
そして、会社に戻れば、同僚が俺を「最低」と噂していて…。
部長に言われた「孤独になる前に自分の行動を考え直せ」という言葉の意味が、ようやくわかった気がしました。
そんななか、杏子から離婚届にサインがほしいと連絡があったのです。
※この漫画は実話を元に編集しています
脚本:日野光里、イラスト:ユキミ
▶︎次の話 「本当にごめんなさい」夫の心からの謝罪…一度崩れた夫婦関係の行方は<謝るだけの夫 12話>