【広島】新井貴浩監督「丸はちょっと今、手が…」サヨナラ負けで4連勝と貯金10を逃す/一問一答
5回、戦況を見つめる新井貴浩監督(カメラ・宮崎 亮太)
◆JERAセ・リーグ 巨人3X―2広島=延長10回=(28日・東京ドーム)
広島は、痛恨のサヨナラ負けで今季4度目の4連勝と貯金10を逃した。巨人戦は本拠マツダで4勝2分けの無敗に対し、東京Dでは今季4戦すべて逆転負けの4連敗となった。
同点の延長10回、栗林が1死から丸の一発に沈んだ。2ボールからの3球目を右翼席に運ばれた。今季30戦20セーブで防御率0・32だった守護神は、4月25日のヤクルト戦の9回にサンタナに劇弾を浴びて以来の2敗目を喫した。
打線は5回に堂林が今季125打席目の待望の1号で先取点を奪いながら、直後に床田が2失点で逆転を許した。1点ビハインドの9回は小園の先頭安打から2死三塁とし、相手の暴投で同点に追い付いた。粘りは見せたものの、今月2日のソフトバンク戦以来4度目のサヨナラ負けとなった。
新井監督の試合後の主な一問一答は以下。
―サヨナラ負け
「いつも言ってるように、しょうがないね。栗林で(負けたら)ね。(4安打&サヨナラ弾の)丸はちょっと今、手がつけられないような感じになっている。もう、そこはしっかりと割り切って、また明日に備えたいです」
―9回に追い付いた粘りは見せた
「みんな、いいゲームはできたと思います。しっかりと守ってね。ドウ(堂林)もいいホームランだったし、序盤はしっかり守って、相手に流れを渡さなかった。また明日ですね」
―同点に追い付いた9回は森浦投手で、栗林は延長10回の登板。相手打者を見ながらの起用か
「そう。それ(打順など)を見ながら決めました」
―床田投手は逆転を許したが6回2失点にまとめた
「トコ(床田)も、今日もゲームをしっかり作ってくれた。いつもいつもナイスピッチングです」