コスパ最強寿司チェーン原価率ランキング!3位くら寿司、2位スシロー、1位は?2024最新
(画像=xiaosan/stock.adobe.com)
2024最新原価率が高くて「コスパ最強」といえる寿司チェーン店は3位「くら寿司43.6%」2位「スシロー44.5%」
そして1位は…
「かっぱ寿司 48.0%」となりました。
飲食店の原価率は30%が基本ラインといわれている中、回転寿司の原価率は50%に迫る勢い。
今回は人気回転寿司チェーン店の原価率ランキングと、その中でもお店の人が教えたくない赤字覚悟のコスパ最強ネタを紹介していきます。
■3位 くら寿司 43.6%
原価率の高さ3位はくら寿司で、43.6%です。
くら寿司といえば、5皿投入に1回ゲームが始まり、当たりが出るとガチャ玉がもらえる、子連れでも楽しめる「ビッくらポン!」が特徴です。
そんなくら寿司の、原価率が高いコスパ最強ネタは、「極み熟成 まぐろ」です。人気No.1メニューといっても過言ではありません。まぐろは原価率が高く薄利ですが、くら寿司は回転寿司の看板商品として値上げせずに頑張っています。
■2位 スシロー(FOOD&LIFE COMPANIES) 44.5%
2位はスシロー(運営会社FOOD&LIFE COMPANIES)で、44.5%です。
スシローの特徴の1つはスイーツの種類が群を抜いているところではないでしょうか。スシローはカフェ部を立ち上げるほどスイーツにも力を入れていて、最近ではカフェとして利用する人も多いようです。
そんなスシローの、原価率50%以上のコスパ最強ネタは、「まぐろ」「はまち」「ほたて貝柱」「たい」といわれています。多くのネタが、「採算がとれなくてもうまい」を愚直に追求する企業努力で安く提供されています。
■1位 かっぱ寿司(カッパ・クリエイト) 48.0%
原価率ランキング1位に輝いたのは…
かっぱ寿司で48.0%です。
定番の寿司ネタはもちろん、サイドメニューも充実している回転寿司チェーン・かっぱ寿司は、お子様メニューや離乳食なども取り扱っていて、乳幼児連れのご家族でも安心して食事を楽しむことができます。
そんなかっぱ寿司のコスパ最強ネタは、「甘エビ」「うに」「アワビ」です。
好きなものを好きなだけ食べるのもいいですが、食べれば食べるほどお得になるコスパ最強ネタを楽しむのもいいですね。
■回転寿司でコスパ・タイパを最大限に高める方法
回転寿司でよりコスパよく楽しむための方法と、サクッと利用できるような、タイムパフォーマンスを高める予約方法を紹介していきます。
●アプリ登録する
店舗にいきなり行って、順番待ちのチケットを引くと都内では120分待ちという状況も珍しくありません。ほとんどの回転寿司チェーンでは、アプリで予約ができるようになっているので、待ち時間を短縮できます。
また、アプリでは割引クーポンも配信されていますので、活用しましょう。
●ポイント活用
アプリに登録すると、アプリから予約して来店するたびにポイントが貯まります。また、スシローではシニアポイントカードというものがあって、同伴者も割引されます。
●株主優待の活用
株主優待とは、企業が株主に対し自社の製品やサービス、その他地産品や金券類などを贈る制度のことです。
大手回転寿司チェーン店は、自社店舗での飲食代金の支払いに利用できる優待食事券や、優待ポイントを株主優待としています。
例えば、カッパ・クリエイトの株価は約1,600円なので、100株購入すると投資金額は約16万円になります。そして16万円に対してもらえる株主優待品の金額は年間6,000円です。
文・井上喜奈子(ファイナンシャル・プランナー)
中央大学法学部卒業後、大手生命保険会社に入社。約7年、生命保険と損害保険のコンサルティング営業を行う。個人営業と法人営業を経験。出産後ライターとして活動している。コストコマニアで、日々節約に奮闘中。